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ライブラリーメンバーイベント 聖地巡盃「能登杜氏のふるさと」スタッフレポート

活動レポート

アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
聖地巡盃「能登杜氏のふるさと」
~内なる日本を呼び起こす神と酒の旅~
開催日:2014年2月21日(火)19:30~21:00
文/河上恵理
写真/聖地巡盃推進委員会

アカデミーヒルズでは、六本木、平河町、アークヒルズライブラリーのメンバーを対象に様々なテーマでイベントを開催しています。2月21日 (金) に開催したイベント聖地巡盃「能登杜氏のふるさと」~内なる日本を呼び起こす神と酒の旅では、日本酒の造り手である四大杜氏集団の一つの「能登杜氏」のふるさとである“能登”の日本酒を楽しむとともに、日本酒と神社の不思議な関係について学びました。

神社と日本酒の関係を知る


神社本庁参事の瀬尾芳也氏 
©聖地巡盃推進委員会


能登の魅力をレクチャー 
©聖地巡盃推進委員会

日本酒の歴史は二千年以上とされています。
「御神酒あがらぬ神はなし」とは、お酒好きが使う常套句ですが、神と日本酒は密接につながっています。イベント前半は、神社本庁参事の瀬尾芳也氏、数馬酒造の5代目 数馬嘉一郎社長、杜氏の四家裕(しやけゆたか)氏をお迎えしご講演いただきました。

瀬尾氏からは、「神社と日本酒」というテーマで神事の際にお供えされる神饌(しんせん)や御神酒(おみき)について、また祭りと日本酒の関係について普段聞けないお話を伺うことができました。

日本の酒造りにおいて高い技術をもった職人集団の日本四大杜氏の一つである「能登杜氏」は、北陸はもとより全国の酒蔵で銘酒を造り続けています。
数馬社長、四家杜氏には、酒造りの話は勿論のこと、御輿を海や川、火の中に投げ込んで暴れる「あばれ祭り」という石川県無形民俗文化財となっているユニークな祭りをご紹介いただくなど、能登ならではの楽しみ方を教えていただきました。


酒の造り手と交流も日本酒の肴に・・・

左)四家杜氏 中)鶴野酒造・鶴野氏 右)松波酒造「純米 大江山」©聖地巡盃推進委員会

そして、イベント後半は、参加者が楽しみにしていた交流会を実施。数馬社長、四家杜氏、そして鶴野酒造の女将・鶴野みどり氏が参加者を出迎え、たくさんの日本酒を振る舞ってくださいました。

いくつもある日本酒を飲み比べると、やはり味が違います。アルコール度数の高いお酒から飲みやすいお酒まで楽しめます。お酒に酔ってしまいそうな時は酒蔵で使われている「仕込み水」で少し休憩。造り手と話しながら味わう日本酒はいつも以上に美味しいと評判でした。能登の肴も振る舞われ、能登づくしの時間となりました。