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活動レポート
世界の食料問題を考える
〜GAS第2ターム開講:グローバル人材を目指す、22名が参加〜
更新日 : 2012年05月30日
(水)
[Global Agenda Seminar 2012 開催レポート]
世界の食料問題を考える ~Tackling the world's food crisis~
ゲスト講師:横山光弘(国際連合食糧農業機関(FAO)前日本事務所長)
ファシリテーター:石倉洋子(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授)
文/小林麻実 写真/スクール事務局
![](/note/report/2012/tqe2it00000hfb8j-img/tqe2it00000hfbg0.jpg)
ファシリテーターの石倉洋子氏
日頃の仕事や生活を離れ、世界的な視点からの議論を行い、戦略的に提言を行っていく「グローバル・アジェンダ・ゼミナール(GAS)」。
2012年5月から開始された第2タームは、グローバル人材を目指す22名の参加者を迎え、食料問題をテーマとして開講されました。
ファシリテータは、石倉洋子・慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。より多くの社会人が、世界の課題について深く考え、その解決のために行動するようになってほしいとの願いから、このゼミナールでもアクションに結びつく議論を率いていらっしゃいます。
2012年5月から開始された第2タームは、グローバル人材を目指す22名の参加者を迎え、食料問題をテーマとして開講されました。
ファシリテータは、石倉洋子・慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。より多くの社会人が、世界の課題について深く考え、その解決のために行動するようになってほしいとの願いから、このゼミナールでもアクションに結びつく議論を率いていらっしゃいます。
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横山光弘(国際連合食糧農業機関(FAO)前日本事務所長)
![](/note/report/2012/tqe2it00000hfb8j-img/tqe2it00000hfbh3.jpg)
自己紹介ゲームを通じてのアイスブレイクも後半に行われました。
ゲスト講師にお迎えしたのは、横山光弘・国際連合食料農業機関(FAO)前日本事務所所長です。農林水産省から海外各国での要職を務められ、FAO日本事務所のトップとして活躍された横山氏は、まさに世界の食料問題のエキスパートです。多分野にわたる幅広い食料問題を、シンプルな英文スライドとともに解説して頂きました。
人口増加、貧困、環境問題、エネルギー需給、金融やテクノロジー…と、あらゆる重要な問題と密接に関連する世界の食料問題。知れば知るほど、解決が難しく思えてしまう複雑なものです。
各国の政治や社会状況にも大きく左右される、このあまりにも膨大な問題に対して、いったいこの私に何ができるだろうか? とため息をつく参加者も見られました。
石倉教授は、まず長年この課題に取り組んでこられた横山氏ご自身の見解を訊ねました。専門家個人の意見を伺うことによって、課題がどんなに大きくても、自らの問題としてとらえ、意見を持つことを参加者に奨励しようと試みたようです。自分にとって未知の分野、新しい課題でも一流の専門家を初めとしたいわゆる第一次情報に直接コンタクトすることが大切だ、と教えられたような気がします。
それに応える横山氏と石倉教授のディスカッションには、ゼミ参加者からの質疑も加わり、会場はさらに熱気を帯びていきました。これらはすべて英語で行われているのですが、聞きたいこと、知りたいことがあれば、英語での質疑にも段々臆するところがなくなっていくのだということがよくわかります。
後半には参加者全員による自己紹介ゲームもあり、次回の課題提出を気にかけながらも、多くのゼミ生は懇親会にも参加。今後の展開が楽しみなグローバル・アジェンダ・ゼミナール第2タームの始まりです。
人口増加、貧困、環境問題、エネルギー需給、金融やテクノロジー…と、あらゆる重要な問題と密接に関連する世界の食料問題。知れば知るほど、解決が難しく思えてしまう複雑なものです。
各国の政治や社会状況にも大きく左右される、このあまりにも膨大な問題に対して、いったいこの私に何ができるだろうか? とため息をつく参加者も見られました。
石倉教授は、まず長年この課題に取り組んでこられた横山氏ご自身の見解を訊ねました。専門家個人の意見を伺うことによって、課題がどんなに大きくても、自らの問題としてとらえ、意見を持つことを参加者に奨励しようと試みたようです。自分にとって未知の分野、新しい課題でも一流の専門家を初めとしたいわゆる第一次情報に直接コンタクトすることが大切だ、と教えられたような気がします。
それに応える横山氏と石倉教授のディスカッションには、ゼミ参加者からの質疑も加わり、会場はさらに熱気を帯びていきました。これらはすべて英語で行われているのですが、聞きたいこと、知りたいことがあれば、英語での質疑にも段々臆するところがなくなっていくのだということがよくわかります。
後半には参加者全員による自己紹介ゲームもあり、次回の課題提出を気にかけながらも、多くのゼミ生は懇親会にも参加。今後の展開が楽しみなグローバル・アジェンダ・ゼミナール第2タームの始まりです。
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