六本木ヒルズライブラリー

ブックナビクラブ 2020年2月の定例会

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更新日 : 2020年03月10日 (火)

2月の定例会は2月8日(土)の10時から開催しました。
新型肺炎のニュースが世間を騒がせている中、計7名が参加されました。
 
定例会で紹介された本すべてについて記載するのは労力的に難しいため、「本の内容から外れて盛り上がった。」という視点で2冊を選び紹介します。
 
「ホルトハウス房子のお菓子」では、この本が発売された当時は、レシピ本は作れば必ず売れるジャンルの本だった。しかし、今ではクックパッドなどのレシピサイトの影響で全く売れなくなってしまった。という業界裏話を聞くことができました。また、この本に掲載されているチーズケーキはホールで買うと当時1万円もしたため、安く食べたいと思いレシピ通り作ってみたら、材料費と手間暇を考えるとその金額でも全然高いとは思わなかった。という話も聞けました。ちなみに今だとホールで1万5千円するそうです。

「北斎と応為」では、書店で手に取って数頁読んだところ、翻訳がすごくよかったので購入して読んでみたが、話として面白くなかったので下巻は読んでいない。という話に対して、話は面白そうなのに翻訳がイマイチな本の話や、新訳になってイメージが全く変わってしまった本の話などで盛り上がりました。
 
 

 

2月の定例会で紹介された本は以下の通りです。
・百姓貴族 荒川弘 (著)
・ホルトハウス房子のお菓子 ホルトハウス 房子 (著)
・熊野古道 再生の地の魅力を探す 高木 美千子 (著)
・北斎と応為 上 (日本語) キャサリン・ゴヴィエ (著), モーゲンスタン陽子 (翻訳)
・デザインのめざめ 原 研哉 (著)
・黒人小屋通り ジョゼフ ゾベル (著), 松井 裕史 (翻訳)
・博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。 ひきた よしあき (著)


 
3月以降の定例会の開催は未定です。
 
ブックナビクラブの定例会は(原則として)、偶数月は土日祝祭日の10時から、奇数月は休前日19時15分から開催します。
事前登録等不要ですので、ご紹介いただける本を1冊持ってお立ち寄りください。