六本木ヒルズライブラリー

Discover21×アカデミーヒルズ
『財政破綻に備える 今なすべきこと』刊行記念
ギリシャ財政破綻と日本の財政危機 そしてその後の真の成長戦略とは

ライブラリーイベント

【コラボイベント】 
※アカデミーヒルズライブラリーメンバー75名をご招待します。

日時

2015年08月03日 (月)  19:30~21:00
終了しています

内容

【概要】


日本の財政赤字は膨れ上がりつづけ、国債は一千兆円を超え、
国民一人当たりにすると約830万円にもなるといいます。
ギリシャの財政破綻ばかりでなく、すでに迫っている日本の財政危機への
備えが必要だと元国家戦略担当大臣の古川元久氏は、
自らの著書『財政破綻に備える 今なすべきこと』で、警鐘をならしています。

今回は、この著書の刊行を記念して、
前述の『財政破綻に備える 今なすべきこと』の著者・古川氏、
『資本主義の終焉と歴史の危機』の著者・水野和夫氏、
『円高・デフレが日本を救う』の著者・小幡績氏が、それぞれの立場から
「日本の財政破綻に備えて今なすべきこと」について提唱します。



第一部 基調講演
「こうして財政は破綻する」 古川 元久氏

第二部 パネルディスカッション
・円安の罠と通貨の未来
・財政破綻に備えていまなすべきこと
・資本主義の未来

・質疑応答

【登壇者】

古川 元久 (ふるかわ もとひさ)

1965年愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省(現財務省)入省。米コロンビア大学大学院留学。94年退職。96年に民主党結成に参加し衆議院議員初当選(愛知2区)。以降7期連続当選。内閣官房副長官、国家戦略担当大臣・内閣府特命担当大臣(経済財政政策・科学技術政策・宇宙政策)などを歴任。開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の同時解消を目指すNPO法人「TABLE FOR TWO」の創設に参加するなど社会貢献活動にも取り組む。
著書に『財政破綻に備える 今なすべきこと』(ディスカヴァー)、『はじめの一歩』(PHP研究所)、『新・資本主義宣言』(共著/毎日新聞社)など。

水野 和夫 (みずの かずお)

1953年、愛知県生まれ。日本大学国際関係学部教授。早稲田大学政治経済学部、埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程終了。博士(経済学)。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、民主党政権時代の、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)を歴任。
主な著作に『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞出版社)、『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)など。



小幡 績 (おばた せき )

1967年生まれ。1992年東京大学経済学部卒、大蔵省(現財務省)入省、1999年退職。2000年IMFサマーインターン。2001年~3年一橋大学経済研究所専任講師。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。'03年より、慶應義塾大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授。国家公務員共済(KKR) 運用委員。元年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員。行動派経済学者として知られ、TV、雑誌等のメディアのほか、自身のブログ等でも積極的に発言。現在連載中の東洋経済オンライン(http://toyokeizai.net/category/koudou-finance)のコラムも評判。主な著書に、『円高・デフレが日本を救う』『リフレはヤバい』(ディスカヴァー)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社)等。


【モデレーター】

山田 俊浩 (やまだ としひろ)

東洋経済オンライン編集長。1971 年埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業し、1993 年に東洋経済新報社入社。会社・業界担当記者として精密、電機、コンピュータ、銀行などを幅広く取材。特にインターネット関連企業に詳しく、週刊東洋経済誌上で「アマゾンの正体」「ネット新金脈」「メイカーズ革命」など多数の大型特集を企画した。2014年7月より現職。就任から1年で東洋経済オンラインの月間ページ閲読数(PV)は3倍に拡大している。著書に、『稀代の勝負師 孫正義の将来』(2000年)がある。



参考図書

財政破綻に備える

古川元久
ディスカヴァ−・トゥエンティワン