六本木ヒルズライブラリー
今読むべき新刊書籍12冊 -2021年7月-
「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ヒルズライブラリー。今月届いた本は何?
『ネオ・ヒューマン』ピーター・スコット・モーガン(著)、『無と意識の人類史』広井良典(著)など、新着本からお薦め書籍をご紹介します。
人間って何なのだろう ? こんな人が実在するのか ?
『ネオ・ヒューマン』を読み始めた人は、何度となくこのような問いを繰り返すでしょう。
身体の自由を奪われていく病、ALSを発症した著者は、自らをAIと融合し、サイボーグ化することを目指します。
その意思の強靭さと愛の強さに、ただただ圧倒されてしまいます。
タイトルや宣伝文句と異なり、テクノロジーについての描写は殆どありません。
そのことが逆に、個人の力、つながりについて考えさせてくれます。
『ネオ・ヒューマン』を読み始めた人は、何度となくこのような問いを繰り返すでしょう。
身体の自由を奪われていく病、ALSを発症した著者は、自らをAIと融合し、サイボーグ化することを目指します。
その意思の強靭さと愛の強さに、ただただ圧倒されてしまいます。
タイトルや宣伝文句と異なり、テクノロジーについての描写は殆どありません。
そのことが逆に、個人の力、つながりについて考えさせてくれます。
『ネオ・ヒューマン』的な世界を突き詰めていくと、"不老不死"、すなわち、"生きることの有限性"を追求すること自体が、意味をなしているのか ? という問いが生まれます。
『無と意識の人類史』は、私たちが感じている「資本主義の限界」について、人類史や地球環境を踏まえつつ、死生観やコミュニティとからめて方向性を見定めていきます。
著者にとっての集大成・個人的な一冊であると同時に、この時代を生きる私たちの多くにとっても、自分ごととして、深く染み入る知の一冊です。
『無と意識の人類史』は、私たちが感じている「資本主義の限界」について、人類史や地球環境を踏まえつつ、死生観やコミュニティとからめて方向性を見定めていきます。
著者にとっての集大成・個人的な一冊であると同時に、この時代を生きる私たちの多くにとっても、自分ごととして、深く染み入る知の一冊です。
NEO HUMAN ネオ・ヒューマン
ピーター・スコット・モーガン東洋経済新報社
無と意識の人類史
広井良典東洋経済新報社
生きのびるための流域思考
岸由二筑摩書房
9割の社会問題はビジネスで解決できる
田口一成PHP研究所
広重の浮世絵と地形で読み解く江戸の秘密
竹村公太郎集英社
サクッとわかるビジネス教養 行動経済学
阿部誠新星出版社
世界最速ビジネスモデル
井上達彦日経BP
ファッションインジャパン1945−2020
国立新美術館 : 島根県立石見美術館青幻舎
スピリチュアルズ「わたし」の謎
橘玲幻冬舎
いくつになっても恥をかける人になる
中川諒ディスカヴァ−・トゥエンティワン
図で考えると会社は良くなる—これからの経営組織論
前田康二郎クロスメディア・パブリッシング
会議を上手に終わらせるには
バスター・ベンソン早川書房
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