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今読むべき最新書籍12冊 -2016年10月-

「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何?

新着本からお薦め書籍をご紹介します。




若い時から老後の不安におびえることの多い、私たち、日本人。年金破たんの可能性や、少子高齢化による現在の社会を維持することの難しさ、あるいは自分自身の健康問題などを考えると、歳をとってからの日々が今より明るくなると思う人は、少ないのではないでしょうか。

そのために、貯金ばかりして消費を行わない人々が増え、日本経済に重大な影響を与えています。しかし世の中には60歳を過ぎても起業したり、カフェやB&Bを始めたり、ボランティアの意味で議員を務めることを気軽に行える国もあります。

その一つが英国。30年以上英国に住む日本人著者が紹介する市井の高齢者の姿は、私たちからしたら驚くもの。いくつになっても人生を楽しみ、貯金の必要性など考えたこともなく、自分らしさを表現することで社会の一員としての価値を発揮し続ける人生。

英国に住む人全てがそのようなわけではないでしょうが、豊富な事例を見ると、誰でもやりたいことをやっていいのだ、と思わされます。
そのために必要なのは、個人として自己を確立することなのでしょう。





世界の政治家や、大企業は、タックスヘイブンで何をしているのか? ジャーナリストにデータを送りつけ、彼らの姿を伝えようとする、ある内部告発者。

その真意は何なのか、なぜそんなことをするのかと理由を訊ねられると、「自分はそうできる立場にあるのだから、そうしなければならないという気持ちなのだ。重大過ぎるのだ。あそこでは途方もない数の犯罪が行われている。」

そのような告発者の思いに応えようとするプロのジャーナリストたちは、ネットワークを駆使して綿密な調査報道を行っていきます。追う者も追われる者もある意味では紙一重のセレブ、有力者たち。FIFAの汚職事件と同じように、富裕層と犯罪組織がいかに重なりあっているのか、テロリストと諜報機関、ひいては善と悪の距離の近さに驚かされます。

そして世界は狭く、繋がっているのだと皮肉にも痛感するでしょう。


(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実

なぜイギリス人は貯金500万円で幸せに暮らせるのか?

井形慶子
講談社

パナマ文書

バスティアン・オーバーマイヤー : フレデリック・オーバーマイヤー : 姫田多佳子
KADOKAWA

その島のひとたちは、ひとの話をきかない

森川すいめい
青土社

ISの人質

プク・ダムスゴー : 山田美明
光文社

伝わるデザインの基本 - よい資料を作るためのレイアウトのルール

高橋佑磨 : 片山なつ
技術評論社

戦争まで—歴史を決めた交渉と日本の失敗

加藤陽子(日本近代史)
朝日出版社

最後の秘境東京藝大—天才たちのカオスな日常

二宮敦人
新潮社

アフリカ希望の大陸

ダヨ・オロパデ : 松本裕
英治出版

世界でトヨタを売ってきた。

岡部聰
開拓社

誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち

スティーヴン・ウィット、関美和
早川書房

ダークマターと恐竜絶滅

リサ・ランドール : 向山信治:塩原通緒
NHK出版

光炎の人 上

木内昇
KADOKAWA

光炎の人 下

木内昇
KADOKAWA


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