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今読むべき最新書籍12冊 -2015年12月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何?
新着本からお薦め書籍をご紹介します。


ビジネスにおいても社会生活においても、想定外のことばかりが頻発する私たちの毎日。誰も予想できなかったテロ、優良企業の不祥事…。その中で未来を予測することなど、意味がないという気もしてしまいます。
 しかし、今後起こりうることを予測するということは、世界中のあらゆるデータを集め、そのデータについて徹底的に考える、すなわち分析するということです。

この「分析する」という頭の使い方は、私たちの人生に必要でありながら、なかなか訓練される機会のないものです。
 CIAや国防総省等の米国情報機関の頂点に立つ、NIC(国家情報会議)のトップ・アナリストが著した本書は、個人と国家の関係の変化等の納得しやすい予測から、本当にそんなことが起こるの? と言いたくなる予測まで、説得力を持って語ります。
 予測そのものを知ることではなくて、分析力を鍛えるために年末に読みたい一冊です。




日本と海外との距離感は、本当に人によって様々だと、いつも痛感しています。
 本書は、若手ビジネスマンにとって身近なコンテンツ・ビジネスで、グローバルに活躍してきた筆者による体験ストーリー。異文化の中で構えずに、しかし結果を出してきた鍵は「現地化」である等、驚くようなメッセージはない代わりに、嫌味のない人柄が伝わってきます。

素直に働くことの価値がわかるこの本は、シニア・エグゼクティブの方にかえってお読み頂きたい気がしますね。






絵に描いたような美しい風景を持つ、ある小さな町は、これ以上、大都市につながる快適な道路を作ろうとしません。走りにくく不便な道路しか持たないと決めることによって、「若者・金持ち・情報通」の増大を防ごうとしているのです。

ひとつの決定が、次の状況を生み出すようにすべてがつながっているという「システム思考」。『世界がもし100人の村だったら』の著者によるこのエッセイ集は、環境問題への強いメッセージに満ちています。
 私はこの本を年末のHoliday Giftとして頂きましたが、まさにそのような贈り物にぴったりの本でした。


(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実



シフト- 2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来

マシュー・バロウズ【著】藤原朝子【訳】
ダイヤモンド社

世界の壁は高くない—海外で成功するための教科書

鳩山玲人
廣済堂出版

システム思考をはじめてみよう

ドネラ・H.メドウズ 【著】枝廣 淳子【訳】
英治出版

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら

岩崎夏海
ダイヤモンド社

完全独習 ベイズ統計学入門

小島寛之
ダイヤモンド社

出現する未来から導く—U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する

C.オットー・シャーマー : カトリン・カウファ−【共著】由佐美加子:中土井僚【訳】
英治出版

55歳の男がゼロから海外で農業をはじめ、奇跡のワインを造った話

大沢泰造
PHP研究所

フォーカス

D.ゴールマン【著】土屋京子【訳】
日本経済新聞出

なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?—人生を好転させる「空間」の活かし方

小澤良介
きずな出版

わが闘争

カール・オーヴェ・クナウスゴール,岡本健志
早川書房

数学ミステリーX教授を殺したのはだれだ!—容疑者はみんな数学者!?

トドリス・アンドリオプロス : タナシス・グキオカス:竹内薫:竹内さなみ
講談社

人類を変えた素晴らしき10の材料

マーク・ミーオドヴニク : 松井信彦
インターシフト


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