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今読むべき最新書籍12冊 -2015年6月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何?
新着本からお薦め書籍をご紹介します。


学生時代に勉強していた人でさえ、日々の仕事にまぎれ、忘れてしまいがちな経済学の視点。これを各学派ごとに整理して、とても楽しい読み物となっているのが、『ケンブリッジ式経済学ユーザーズガイド』。

「経済学の95%はただの常識にすぎない」というサブタイトルが示すように、とくに経済学の知識がなくとも、常識あるビジネスパーソンならさらっと読めてしまうような、わかりやすい経済学のガイドブックです。それでいながら、ビジネスや社会の動きをふだんとは少し違った視点から探るようになることができます。

経済学とは何を扱っているのか、どのような考え方をするのかといったbig pictureを短時間で得ることができるという意味でお薦めです。自分自身の頭でモノを考える人になってほしいという著者の熱意も伝わってきます。




偶然エレベータの中で出会った重要人物に、エレベータが目的階に着くまでの数十秒という短い時間で、自分自身やビジネスプランを売り込む、エレベータ・ピッチ。これと同じように、自分の上司に言いたいことを短時間で伝えるためには? 忙しい上司の気をひき、短時間で自分のプランに納得してもらうための10種類の資料の作り方が、わかりやすくまとめられています。

ソフトバンク社長室長として孫正義氏に仕えたという筆者。彼の最新作で描かれるテクニックのひとつひとつは、割と当たり前のことばかりです。が、常にこれらを徹底することで、自分自身の考え方も研ぎ澄まされていくでしょうね。






「寝たきり老人」とか、「寝かせきり老人」という言葉は、とても外国語に訳しにくい単語だそうです。なぜなら、そもそもそのように長期間意識のないまま生きている「寝たきり老人」が存在しないから—。

日本国内では一般的な点滴や胃ろうによる老人への栄養補給は、実は海外ではほとんど行われていないとか。「点滴も経管栄養も行わずに、安らかに死んでいける場所がない」という日本の状況は、どうすれば変えていくことができるのでしょうか。

そのような高齢者の最期の問題だけでなく、進行性の難病における死の問題も扱う『欧米に寝たきり老人はいない』は、読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」の人気ブログを基に書かれました。
確かに読み応えのある一冊です。
(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)



ケンブリッジ式経済学ユーザーズガイド - 経済学の95%はただの常識にすぎない

ハジュン・チャン【著】酒井泰介【訳】
東洋経済新報社

世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

三木雄信
東洋経済新報社

欧米に寝たきり老人はいない 自分で決める人生最後の医療

宮本顕二 宮本礼子
中央公論新社

資本主義という病—ピケティに欠けている株式会社という視点

奥村宏
東洋経済新報社

中国のスティーブ・ジョブズと呼ばれる男

陳潤,永井麻生子
東洋経済新報社

マインドフル・ワーク

デイヴィッド・ゲレス【著】,岩下慶一【訳】
NHK出版

治安はいいのにチカンが多いって、どういうこと?

異文化コミュニケーション研究所
バジリコ

沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療

堤未果
集英社

ノヴェル・イレブン、ブック・エイティーン

ダーグ・ソールスター【著】,村上春樹【訳】
中央公論新社

分解してみました

トッド・マクレラン【著】, 金成希【訳】
パイインターナショナル

ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう

エリック・ベルトランド・ラーセン【著】,鹿田昌美【訳】
飛鳥新社

涙のあとは乾く

キャサリン・ジェーン・フィッシャー【著】, 井上里【訳】
講談社


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