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今読むべき最新書籍12冊 -2015年4月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何?
新着本からお薦め書籍をご紹介します。


ビジネスパーソンなら誰が読んでも面白く、それでいて考えさせられるところの多い話といえば、大企業の人事についてのノンフィクション。日本を代表する大企業であるパナソニックの、8代にわたる社長人事にまつわる攻防が『パナソニック人事抗争史』では、詳しく描かれています。

よくぞここまで公けにしてくれました、と言いたくなるほどの密室の出来事ばかり。当事者たちの心の内は、部外者である私たちには窺いようもないことですが、逆に組織のあり方、共同体、働くことの意味という共通項について、何かを語りかけてくれます。

この本の世界を、どのくらい自分にとって身近なものと捉えるのか? は、人によって本当に違ってくると思います。それでもこの本が今読んでおいた方がいい本であることは、間違いありません。



たとえ上記のような会社という組織を離れたとしても、人は他の人と一緒に生きていくことになります。それが誰にとっても明らかになるのは、自分自身で自分を支えられなくなってきた時、つまり人生の終末の時でしょうか。

「たとえば自分で食べ物を飲み込めない状態の身体になったら、どうしたいですか? どうして欲しいですか?」と、前もって訊ねらることによって、人は自分の死を考え、主体的に捉えられるようになるのだそうです。

ある西日本の一医師の実践の記録は、最期まで地域の一員として、支えられつつ支えつつ、当たり前のこととして死を受け止められるようになる人々の物語としても心を打ちます。






好き嫌いを問わず、世界情勢に大きなパワーを持つパワーの源泉、宗教。宗教について、あまり考えたことがないという人が多い日本とは、やはり世界標準から見たら変わっている国なのかもしれません。

宗教を自分の大切なアイディンティと真剣に思っている人が多いのが、グローバル社会。

『教養としての聖書』は、きちんと読んでおいた方が良さそうですね。

(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)



パナソニック人事抗争史

岩瀬達哉
講談社

ご飯が食べられなくなったらどうしますか?—永源寺の地域まるごとケア

花戸貴司【文】 國森康弘【写真】
農山漁村文化協会

教養としての聖書

橋爪大三郎
光文社

十三億分の一の男

峯村健司
小学館

撤退するアメリカと「無秩序」の世紀

ブレット・スティーブンズ【著】 藤原朝子【訳】
ダイヤモンド社

介護士からプロ棋士へ

今泉健司
講談社

終わりなき危機

ヘレン・コルディコット
ブックマン社

決める すべてを一瞬で判断できるシンプルな技法

スティーブ・マクラッチー【著】 花塚恵【訳】
ダイヤモンド社

なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか?

渡邉賢太郎
いろは出版

ハーバード式「超」効率仕事術

ロバート・C.ポーゼン
早川書房

橘玲の中国私論

橘玲
ダイヤモンド社

なぜかワインがおいしいビストロの絶品レシピ

紺野真
サンマーク出版


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