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今読んでおくべき最新書籍16冊 -2014年9月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷されるライブラリー。
今月届いた本は何? 新着本からお薦め書籍をご紹介します。


そもそも会社とはなぜ必要なものなのでしょうか? 映画や雑誌の記事を作るように、それぞれ別々の専門的能力を持ったスタッフが、必要な時に集まって作品を作るように仕事をする、そしてそれが終われば解散する、「プロジェクトベースの働き方」が、一番クリエイティブで社会にとってムダがないのでは?

これまでの経済では、「プロジェクトベースの働き方」をしていては、毎回新しい人と知り合うことになり、その人の能力やクセを見つけ、信頼するのに時間がかかるから難しいのだ、と考えられてきました。会社という組織があった方が、仕事を会社の外に外注するよりもコストがかからないと思われてきました。

しかしリンダ・グラットン氏は、前著である世界的なベストセラー「ワーク・シフト」で、世界がグローバルにつながり、IT技術が飛躍した今日では個人がより自由に働くこともできるようになったことを指摘してきました。

そしてそのように変化してきた企業の能力が、深刻化する世界の社会問題を解決することもできる、と説く本書。少しキレイゴトな部分はありますが、読んでおくべき一冊でしょう。





そのような企業の力を信じているのは、グラットン氏だけではありません。
「社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である」というサブタイトルを持つ『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?』からは、文字どおりビジネスによって社会を良くしていこうと実践している著者の信念が伺えます。

その方法は、医療改革による輸出ビジネスの創出。産業としてのスケールもあり、人を幸せにすることができる医療を負担が大きい社会のお荷物ではなくビジネスとして捉え、それを輸出することによって日本社会を変えていこうとしています。

東京都八王子市で多彩な試みを行っている筆者。
実際に活動している人の言葉には重みがあります。





言葉の重さ、美しさを、図らずとも痛感することになった、『バニヤンの木陰で』。

カンボジアで5年にわたって大虐殺が行われた狂乱のクメール・ルージュ時代。詩人であり王子であった父親の言葉が、ひとりの少女が生き延びるための命綱となりました。

信じられないことが現実になり、人の命が軽く扱われ、地獄絵のような日々が続く暮らしの中でさえ、親子の絆や言葉は力を持っていたのです。

(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)



未来企業 - レジリエンスの経営とリーダーシップ

リンダ・グラットン【著】, 吉田晋治【訳】
プレジデント社

あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?—社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である

北原茂実
ダイヤモンド社

バニヤンの木陰で

ヴァデイ・ラトナー【著】, 市川恵里【訳】
河出書房新社

トリーズの発明原理40

高木芳徳
ディスカヴァ−・トゥエンティワン

経済学をまる裸にする —本当はこんなに面白い

チャールズ・ウィーラン【著】 山形浩生, 守岡桜【訳】
日本経済新聞出版社

日本人を縛りつける役人の掟

原英史
小学館

内なる創造性を引きだせ

ベティー・エドワーズ【著】, 高橋早苗【訳】
河出書房新社

“とびきりやさしい”ビジネス統計入門

坂口孝則
日刊工業新聞社

世界トップ3の経営思想家によるはじめる戦略

ヴィジャイ・ゴーヴィンダラジャン, クリス・トリンブル【著】, 花塚恵【訳】
大和書房

インフォグラフィックで見る138億年の歴史

ヴァレンチナ・デフィリッポ, ジェイムズ・ボール【著】, 北川玲【訳】
創元社(大阪)

企業内学習入門 戦略なき人材育成を超えて

S.ベンハー【著】, 高津尚志【訳】
英治出版

「インクルーシブデザイン」という発想—排除しないプロセスのデザイン

ジュリア・カセム【著】, 平井康之【監修】, ホートン秋穂【訳】
フィルムアート社

寝たきりだけど社長やってます

佐藤仙務
彩図社

プロフェッショナル・ファシリテーター—どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀

ラリー・ドレスラー【著】, 森時彦【監訳】, 佐々木薫【訳】
ダイヤモンド社

皇后美智子さまのうた

安野光雅
朝日新聞出版

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門

谷口マサト
宣伝会議


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