六本木ヒルズライブラリー
今読んでおくべき最新書籍16冊 -2014年1月-
「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何? 新着本からお薦め書籍をご紹介します。
![](/library/book/tips/2014/tqe2it00000m42mx-img/tqe2it00000m42u8.jpg)
マスメディアに踊らされ、流行を次々と消費していくような生き方はしたくない。スマートフォン等のテクノロジーから離れられない日常だからこそ、"スモール・ギャザリング"、手の届く範囲にいる小さなつながりを大切にしていきたい。信頼できる、自然な美味しいものを、友達と分かち合って時間を過ごしたい——。そんな価値観を持つ、米国ポートランド発の季刊誌、「キンフォーク」。
雑誌ですが広告は掲載されていません。そのため一見すると洒落た写真集のように見えます。が、食べることや暮らすことを中心に、趣の深い記事が添えられています。今回は"The Aged Issue"。年を重ねることの良さ、深さを、センスの良いエッセイ、料理レシピから学ぶことができます。
雑誌ですが広告は掲載されていません。そのため一見すると洒落た写真集のように見えます。が、食べることや暮らすことを中心に、趣の深い記事が添えられています。今回は"The Aged Issue"。年を重ねることの良さ、深さを、センスの良いエッセイ、料理レシピから学ぶことができます。
![](/library/book/tips/2014/tqe2it00000m42mx-img/tqe2it00000m42ux.jpg)
「男性がもっと女性のような発想で動けば、世界は好ましい方向に変わるだろう」と思う男性は、世界平均では63%。しかし日本人男性に限ると、実に79%がこの意見に賛成するそうです。
なぜ日本では、そう思う人が他の国よりも多いのでしょうか?
もしかしたら、これまでの「男性的」な世界観の限界を、日本は他の国より早く悟っているのかもしれません。
"世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である"というサブタイトルの『女神的リーダーシップ』は、多様な事例が興味深い一冊。互いの違いを良いものとして支え合うことが、面白いと思えてきます。
なぜ日本では、そう思う人が他の国よりも多いのでしょうか?
もしかしたら、これまでの「男性的」な世界観の限界を、日本は他の国より早く悟っているのかもしれません。
"世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である"というサブタイトルの『女神的リーダーシップ』は、多様な事例が興味深い一冊。互いの違いを良いものとして支え合うことが、面白いと思えてきます。
![](/library/book/tips/2014/tqe2it00000m42mx-img/tqe2it00000m42vm.jpg)
英国の小学生からの100の"素朴な疑問"に、第一線の専門家が答えるという『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』。"美しい答え"とは思えない回答も多く含まれていますが、確かに、大人になると思いつかない質問が面白い。多忙なビジネスパーソンにこそ、読んで頂きたい本です。
(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)
KINFOLK volume 3
Neko mookネコ・パブリッシング
女神的リーダーシップ - 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性
ガーズマ・ジョン,ダントニオ・マイケル【著】有賀裕子【訳】戸川正憲【解説】プレジデント社
世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え
ジェンマ・エルウィン・ハリス : 西田美緒子河出書房新社
サムスン式国際戦略—サムスン躍進の原動力
石田賢文真堂
東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考
木原直哉KADOKAWA
新訳 フロンティヌス戦術書—古代西洋の兵学を集成したローマ人の覇道
セクストゥス・ユリウス・フロンティヌス【著】,兵頭二十八【訳】PHP研究所
シグナル&ノイズ—天才データアナリストの「予測学」
ネイト・シルバー 【著】 川添節子【訳】日経BP社
女子と愛国
佐波優子祥伝社
文系の僕はテレビ視聴の革命めざし家電メーカーを起業した
保田歩日経BP社
ストーリー・ウォーズ—マーケティング界の新たなる希望
ジョナ・サックス【著】,平林祥【訳】英治出版
悪魔のデリバティブ—徹底検証:怪物化する金融商品に取り憑かれた男たち
ニコラス・ダンバー【著】,河野純治【訳】光文社
元素戦略 - 科学と産業に革命を起こす現代の錬金術
中山智弘ダイヤモンド社
なぜ日本は若者に冷酷なのか - そして下降移動社会が到来する
山田昌弘東洋経済新報社
コンピュータって - 機械式計算機からスマホまで
ポール・E.セルージ【著】,山形浩生【訳】東洋経済新報社
政治の代償
ボブ・ウッドワード【著】,伏見威蕃【訳】日本経済新聞出版社
Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法
広瀬隆雄東洋経済新報社
注目の記事
-
07月23日 (火) 更新
本から「いま」が見えてくる新刊10選 ~2024年7月~
毎日出版されるたくさんの本を眺めていると、世の中の”いま”が見えてくる。新刊書籍の中から、今知っておきたいテーマを扱った10冊の本を紹介しま....
-
07月23日 (火) 更新
aiaiのなんか気になる社会のこと
アカデミーヒルズがお届けする新連載「aiaiのなんか気になる社会のこと」では、「社会課題」よりもっと手前の「ちょっと気になる社会のこと」に目....
-
07月01日 (月) 更新
【重要】「アカデミーヒルズ」閉館のお知らせ
「アカデミーヒルズ」は、2024年6月30日をもって閉館させていただくこととなりました。これまでのご利用ありがとうございました。閉館までの間....
現在募集中のイベント
-
開催日 : 08月28日 (水) 19:00~20:30
World Report 第9回 アメリカ発 by 渡邊裕子
いま世界の現場で何が起きているのかを、海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説し、そこから見えてくるものを参加者の皆....
「米大学卒業式の注目スピーチから得られる学び」
-
開催日 : 07月31日 (水) 19:00~20:30
World Report 第8回 ウクライナ発 by 村山祐介
いま世界の現場で何が起きているのかを、海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説し、そこから見えてくるものを参加者の皆....
移民・難民たちの新世界地図:ウクライナ発「地殻変動」一〇〇〇日の記録