六本木ヒルズライブラリー

今読んでおくべき最新書籍16冊 -2012年12月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何? 新着本からお薦め書籍をご紹介します。


この本を書いた人は、とても頭がいいんだろうな、ということが、とても印象に残ります。
——『中の人などいない @NHK広報のツイートはなぜユルい?』。

ツイッターって何ですか? と、まったく何もわかっていない彼が、NHKという企業の広報ツイートを担当することになってしまいました。。

大企業であるNHKには、他にもツイッター・アカウントがあります。
社内の人に自分は何をすべきか訊きまくり、社外の交流会に出かけ、彼は自分なりの「ツイッターの立ち位置」を地道に考えていきます。

そして迎えた東日本大震災——。

何も知らない人にも、ツイッターのイロハを教えつつ、本質を語る本。
“ユルい”とは今の時代だからこそ存在している、余裕なのかなと思いました。



そのように、日本社会も毎日進歩しているのですが、お役所世界では、一度決めたことに捉われがち、ですよね。たとえば、裁判所が何をしているのか、多くの人はあまりわかっていないと思います。
——日本の裁判のほとんどを、「少額訴訟」とか「本人訴訟」が占めているってご存じですか?

法律とか裁判所というものは自分が思う正しいという感覚を、後押ししてくれるもの? でもないのかな...?
『臆病者のための裁判入門』を読むと、いろいろと、びっくりしてしまうエピソードが満載。しかし、私たちも、いつ巻き込まれるかわかりません。どうぞチェックしておいて下さいね。



『1秒でわかる世界の「今」』は、自分の持っている概念にビジュアルから挑戦してくれるような本。

“先入観にとらわれずにデータを見てほしい”と出版社は言っていますが、むしろデータのマジックに気を付けるようになるかもしれません。

とても綺麗な本なので、この時期のプレゼントにも、お薦めです。

(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)



中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?

NHKPR1号
新潮社

臆病者のための裁判入門

橘玲
文藝春秋

1秒でわかる世界の「今」—ビジュアル・ワールドデータ89

クレア・コック・スターキー【著】 水原文【訳】
ディスカヴァ−・トゥエンティワン

メイク・スペース—スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方

スコット・ドーリー,スコット・ウィットフト
阪急コミュニケーションズ

トヨタの片づけ

OJTソリューションズ
中経出版

中国 真の権力エリート —軍、諜報、治安機関

野口東秀
新潮社

東電OL事件—DNAが暴いた闇

読売新聞社
中央公論新社

なぜ、それを買わずにはいられないのか —ブランド仕掛け人の告白

マーチン・リンストローム【著】 木村博江【訳】
文藝春秋

中国を変えた最強メディア 微博(ウェイボー)の衝撃

李小牧,蔡成平
阪急コミュニケーションズ

鳥貴族「280円均一」の経営哲学

大倉忠司
東洋経済新報社

シェアハウス —わたしたちが他人と住む理由

阿部珠恵, 茂原奈央美
辰巳出版

スタンフォードの自分を変える教室

ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
大和書房

難病で寝たきりでも「他力本願」で年間50億円稼ぐ!

大塚健
青志社

私は、走ろうと決めた。—「世界最悪の地」の女性たちとの挑戦

リサ・J.シャノン【著】,松本裕【訳】
英治出版

世界の経営学者はいま何を考えているのか—知られざるビジネスの知のフロンティア

入山章栄
英治出版

なぜ選ぶたびに後悔するのか—オプション過剰時代の賢い選択術 (新装版)

バリー・シュワルツ【著】,瑞穂のりこ【訳】
武田ランダムハウスジャパン