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今読んでおくべき最新書籍16冊 -2012年9月-
「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何? 新着本からお薦め書籍をご紹介します。

もう9月。時の過ぎ去るのは早いもの。
仕事も、趣味やボランティアなどのプライベートな活動も、充実させたいと思っていても、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
そんな中で興味をひかれたタイトルは『すごい経営者のすごい趣味』。
趣味について書かれた本というよりは、趣味を通して経営人としてのこれまでを語るという内容ですが、それぞれの人が、それぞれ異なる趣味を持ち、仕事と趣味のバランスの取り方も人それぞれだということ自体に、なんだか安心してしまいました。
人の生き方に唯一の正解というものはないのですね。
仕事も、趣味やボランティアなどのプライベートな活動も、充実させたいと思っていても、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
そんな中で興味をひかれたタイトルは『すごい経営者のすごい趣味』。
趣味について書かれた本というよりは、趣味を通して経営人としてのこれまでを語るという内容ですが、それぞれの人が、それぞれ異なる趣味を持ち、仕事と趣味のバランスの取り方も人それぞれだということ自体に、なんだか安心してしまいました。
人の生き方に唯一の正解というものはないのですね。

『自伝でわかる現代アート』というタイトルを見れば、アーティストの個人史等から現代アートを、わかりやすく解説してくれる本かと思ってしまいますが、これはそのような本ではありません。
たしかに「自伝」と「アート」について書かれてはいるのですが、むしろアートがわからなくなる・・?
アートとは何だろうと自分自身で考えたくなってしまう本だからです。
少なくとも、アーティストが多様な人生を送っていることはよくわかりました。
たしかに「自伝」と「アート」について書かれてはいるのですが、むしろアートがわからなくなる・・?
アートとは何だろうと自分自身で考えたくなってしまう本だからです。
少なくとも、アーティストが多様な人生を送っていることはよくわかりました。

そのように人が自分の人生を表現するということを端的に見せてくれるのは、クリエイターが作る個人の作品集であるポートフォリオ。
『人の心を動かす三ツ星ポートフォリオの企画「虎の巻」』は、クリエイターの就職活動に使われるための本ですが、むしろ異なる業界の人が読むのに面白い。
ふだん自分が考えない観点からの表現術のスキルには、学ぶことがたくさんありそうです。
『人の心を動かす三ツ星ポートフォリオの企画「虎の巻」』は、クリエイターの就職活動に使われるための本ですが、むしろ異なる業界の人が読むのに面白い。
ふだん自分が考えない観点からの表現術のスキルには、学ぶことがたくさんありそうです。
(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)
すごい経営者のすごい趣味
佐藤豊美東洋経済新報社
自伝でわかる現代アート—先駆者8人の生涯
暮沢剛巳平凡社
クリエイターをめざす人のための、人の心を動かす三ツ星ポートフォリオの企画「虎の巻」—グラフィック・広告・WEB・空間・プロダクトデザイン、アニメ、ゲーム、CG
佐藤良仁【ほか編著】,日本広告制作協会【編集協力】六耀社
内田悟のやさい塾—旬野菜の調理技のすべて 保存版 秋冬
内田悟メディアファクトリー
日本大沈没—明るい未来を迎えるための資産防衛術
藤巻健史幻冬舎
MITメディアラボ—魔法のイノベーション・パワー
フランク・モス【著】 千葉敏生【訳】早川書房
パラリンピックからの贈りもの
平山譲PHP研究所
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中島久雄 : 岩垂好彦東洋経済新報社
社会を動かす、世界を変える —社会貢献したい人のためのツイッターの上手な活用法
クレア・ディアス・オーティス【著】 永井二菜【訳】阪急コミュニケーションズ
右脳プレゼン左脳プレゼン —そのプレゼン、場違いです!
村井瑞枝朝日新聞出版
毛沢東の赤ワイン — 電脳建築家、世界を食べる
坂村健角川書店
ワイル博士のうつが消えるこころのレッスン
A.ワイル【著】 上野圭一【訳】角川書店
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英『エコノミスト』編集部【著】,船橋洋一【解説】,東江一紀,峯村利哉【訳】文藝春秋
ゼロからわかるビジネス数学
岸本光永日本経済新聞出版社
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