アカデミーヒルズスクール
イベント

日本の未来のために
シリーズ横浜の現場から 第1回:若者の雇用 フリーター・ニートを支える

~日本の縮図・横浜から考える新しいセーフティネットの形~

BIZセミナー 政治・経済・国際 教養

日時

2009年09月30日 (水)  19:00~21:00
終了しています

内容

昨年秋以降、世界同時不況の波は日本にも襲い掛かり、派遣切りやワーキングプア、正社員の給料カット、総中流の崩壊などの問題が新聞を賑わせています。
加えて、消えた年金問題や少子高齢化による社会保障費負担の増加で人々の既存の社会保障制度に対する不信感が募っています。

将来に希望が持てない現状 --- 8月30日の衆院選で民主党が圧勝を収めて歴史的な政権交代を実現できたのも、日本に広がる閉塞感を打破したいと人々が渇望した結果です。

その現状を打破するためにもセーフティネットを拡充すべきだという議論がありますが、今までにない問題を抱える人が増える中で、従来の考え方に基づいた制度のままでは新たな課題に対応することはできません。

本セミナーシリーズでは、中田宏・前横浜市長に請われて2003年から2007年まで副市長として市の福祉・医療・教育を担当され、現在は(財)横浜市国際交流協会理事長として急増する外国人の生活支援に取り組まれている前田正子氏を講師としてお招きし、いま日本に求められている新しいセーフティネットとは何かを「若者の雇用」、「高齢者の孤独」、「児童養護」、「在住外国人:ニューカマー」の4つのテーマを軸に考察します。

全国で最大の人口を抱える自治体である横浜市は、日本の縮図でもあります。横浜が抱える問題は、日本が抱える問題でもあるのです。各テーマの解決のために横浜の現場で取り組んでいるゲスト講師を各回ごとにお迎えし、前田氏の横浜市政と現職の経験を交えながら議論を展開していきます。

家族を持たない人が増え、地域での人のつながりもなくなり、弱い人を気にかける人が少なくなり、従来の医療や年金、雇用保険などの制度だけではセーフティネットが穴だらけになっています。
一方で、「失われた世代」に代表される、働きたくても正規の仕事に就けないニートの若者、孤立する高齢者、増加する児童虐待、日本で使い捨てにされる外国人労働者など、新しい問題を抱えた人たちの対応も急務です。

どうすれば、このような複合的な問題を抱えた人たちを支える仕組みを作ることができるのか?
新たにどのようなセーフティネットを構築すれば、未来に希望が持てる日本にできるのか?

本セミナーシリーズを通して4つの視点から参加者の皆様とともに明るい未来につながる新たなセーフティネットの構築について考えます。

【シリーズ開催予定】
第1回:若者の雇用(9月30日開催)
第2回:高齢者の孤独(10月28日開催予定)
第3回:児童養護(11月26日開催予定)
第4回:在住外国人労働者(12月17日開催予定)

カリキュラム

第1回テーマ:若者の雇用 フリーター・ニートを支える

第1回のゲスト講師には、正社員としての就職が困難な若者の就労を支援する株式会社K2インターナショナルジャパンY-MACの統括責任者である岩本真実氏をお迎えします。
Y-MACは2007年に横浜に直営の飲食店をオープンし、若者が実際に働いて就労経験を積む場所を作っただけでなく、その後の彼らの就職先を開拓して卒業生の就職率7割を達成しています。
ニート支援のための店舗開発・経営を指揮し、就職率7割を達成するために地道に企業に電話・訪問をして卒業生の雇用機会を拡大させた岩本氏とともに、現代の若者の雇用を支援するにはどのようなセーフティネットが求められるか、議論していきます。
フリーター・ニート問題は、その当事者だけの問題ではありません。
日本の将来の担い手となるはずの若者たちの多くが正規雇用に就けない現状は、今後の日本経済に暗い影を落としています。
日本の未来のためにも社会全体として解決していかなければならない問題なのです。
これまで約15年間に渡って700名以上の若者と現場で関わってこられた岩本氏と、行政の立場から携わってこられた前田氏のお二人の視点から、現代の若者が抱える雇用問題とその解決策について斬り込みます。

講師紹介

講師
前田正子 (まえだ・まさこ)
財団法人横浜市国際交流協会 理事長

早稲田大学卒業後松下政経塾入塾。
卒塾後、政経塾職員、92年退職。
1992年から1994年米国ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院に生後半年の長男を連れて家族で留学。経営学修士。
第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部において少子化対策・育児支援策の研究を携わり、慶応大学商学部にて商学博士号取得。
2003年に第2子の育児休業明けに横浜市の副市長に就任し、教育・医療・福祉を担当。妊娠期から34歳の後期青年期まですべてのライフステージにおいてトータルに子どもを支援する「こども青少年局」を立ち上げ、4年間の任期中に保育園を116箇所新設するだけでなく、専業主婦の子育てを支援する基盤作りや横浜市のニート・フリーター対策にも着手する。
2007年に横浜市副市長を任期満了にて退任。現在は、財団法人横浜市国際交流協会 理事長として在住外国人の生活支援やニューカマーの子供達の学習支援に携わっている。

著書:
「少子化時代の保育園」 岩波書店 1999年
「保育園は、いま」 岩波書店 1997年
「子育ては、いま」 岩波書店 2003年
「子育てしやすい社会」 ミネルヴァ書房 2004年
「福祉がいまできることー横浜市副市長の経験から」岩波書店 2008年

(2009年12月17日現在)

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ゲスト講師
岩本真実 (いわもと・まみ)
株式会社K2インターナショナル Y-MAC統括責任者

日経ウーマンの2008年ウーマンオブザイヤー「リーダー部門第9位」受賞。
海外にて不登校・ひきこもりの若者らと共同生活を送りながら、自立支援の一環として、ストールビジネス(屋台)、古着屋、本屋、レストランなどの多数事業立ち上げ・運営に携わる。
2005年に日本へ帰国。現在は、㈱K2インターナショナルジャパン若者自立塾Y-mac 統括責任者として、若者の自立・就労支援の第一線で活躍。最近はもっぱら地域の様々な資源を活かすべく、異業種の社会事業家たちとの連携による「仕掛け」づくりに夢中。
よこはま型若者自立塾JOB CAMP運営主体NPOヒューマンフェローシップ理事。
キャリアカウンセラー。
社会起業家ためのビジネスプランコンテストSTYLE 優秀賞受賞(2007)。横浜市次世代育成支援行動計画推進協議会委員。神奈川県総合計画審議会委員、他。

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開催実績

前田正子 (財団法人横浜市国際交流協会 理事長)
大津和夫 (読売新聞東京本社 社会保障部記者)
開催日 :  2009/12/17 (木)

前田正子 (財団法人横浜市国際交流協会 理事長)
師康晴 (児童養護施設「杜の郷」施設長/社会福祉法人杜の会理事長)
開催日 :  2009/11/26 (木)

前田正子 (財団法人横浜市国際交流協会 理事長)
山中修 (NPO法人「さなぎ達」理事長 / ポーラのクリニック院長)
開催日 :  2009/10/28 (水)

募集要項

日時 2009年09月30日 (水)  19:00~21:00
受講料(税込) 3,000円
定員 100名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

関連情報

福祉がいまできること ~横浜副市長の経験から~ 講師:前田正子
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