六本木ヒルズライブラリー
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「逃げ出す街」から「逃げ込める街」へ
六本木ヒルズのコンセプトを支える地下6階の秘密基地に潜入!
六本木エネルギーサービス 視察ツアー 開催レポート

更新日 : 2018年10月24日 (水)


【ライブラリーイベント】
 六本木ヒルズを知ろう!ヒルズの電力を支える縁の下の力持ち
 六本木エネルギーサービス 視察ツアー!


【文・写真】後藤  【開催日】2018年10月16日(火)


2011年、東日本大震災発生時に帰宅困難者を即座に受け入れ、宿泊場所を提供し話題になった六本木ヒルズ。それは、自社発電によって災害時でも安定的に電力を供給し続けることができる仕組みがあったから。今回は六本木ヒルズの電力を支える発電施設の視察ツアーを行いました。

この日はいつものライブラリーイベントと違い平日の昼間に実施。森タワーの2階サブエントランスに集合したのち、通常は立ち入ることのできない約30m下、地下6階の発電施設へ移動して大人の社会科見学がスタート!




まずは、六本木エネルギーサービスの電力供給システムについて同社技術部の三上泰幸さんに概要をご説明いただきました。

この施設には、ガスエンジンコージェネレーションシステム、蒸気ボイラー、吸収式冷凍機などの設備があり、テレビ朝日とゲートタワーを除き六本木ヒルズで使用される電気と熱の大部分を供給しています。

コージェネレーションとは、発電と共に発生した熱も利用することを言います。ここでの発電は都市ガスを燃料にして、ガスエンジン発電機で行なっています。そして、その時に出る排熱を蒸気として取り出し、熱供給施設へ送って冷熱、温熱として利用していてエネルギーの有効利用をしています。
 

六本木エネルギーサービスには、発電機に接続されたガスエンジン5基が設置されており、4基のガスエンジンが常に稼働していて、1基はバックアップ。

また、ガスエンジンは都市ガスを燃料としていますが、非常時には灯油を使用する非常用発電機も備えています。そのため、非常用の灯油が六本木ヒルズに備蓄されていて、万が一の有事にも備えは万端です。
 

ここからいよいよ発電エリアへ。発電エリアはセキュリティー的な理由から撮影はNG。内部はエンジンの音が大きく、レシーバーを通した三上さんの説明も聞こえないため、ここでは黙って各自でいろいろと想像しながら見て回ります。それでも音に耐えられない人は、あらかじめ配布された耳栓をして発電エリアを通過。

施設を視察して、施設内がとてもきれいなことと嫌な臭いが全くないことに多くの参加者が関心していました。三上さんによれば、それは都市ガスを燃料としているからで、気体だと汚れたりすることもなく、日常的には匂いもないと言います。
 


六本木のど真ん中で電気の発電と供給をする特定送配電事業と、冷熱・温熱等を供給する熱供給事業を行う六本木エネルギーサービス。コージェネレーションで効率の良いエネルギー利用とエネルギーの地産地消でさらに効率の良い電気・熱供給を実現しています。

名実ともに、地下6階から六本木ヒルズの安全と安定を支える縁の下の力持ちでした!

 



最後の質疑応答もとても活発に行われ、参加者の関心の高さがうかがわれました。また、参加者アンケートでは、「三上さんの説明がとてもわかりやすかった」という感想が多くの方から寄せられました。

1時間程度の視察でしたが、とても実のある時間となりました。ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした!そして三上さん、有難うございました!




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