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今読むべき新刊書籍12冊 -2018年3月-

「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何?

新着本からお薦め書籍をご紹介します。



電車の中で足を踏まれた、取引先が間違った請求書を送ってきた…。そんなことがあったとしら、怒りますよね?

私たちは誰だって、不快なことがあったり間違われたりしたら、怒る権利があります。しかしあえて、「ま、いいか」と考え、間違いを許す世界もあります。それはどんなものでしょうか。

『注文をまちがえる料理店のつくりかた』という本は、担担麺を注文したのに、オムライスが出てきたとしても、「まっ、それもありか。別にいいよ。」と一歩引いて受け止められる客が集まるレストランの話。料理をサーブするのは、このレストランの主役である認知症の人たちです。

最近は誰もが忙しく、イライラと時間に追われ、間違いが許されない社会になってきました。
けれど、いつもそうでなくてはいけないの?
怒ることがどうしても必要でない場面でも、私たちは腹を立てているんじゃない ?

そんなコンセプトが表す心の豊かさや寛容の精神に、多くの人や世界のメディアが興味を持ちました。

このレストランのように間違いを許す場所が、一過性のイベントではなく、日本中に、世界中に広がっていくのかもしれません。その一歩となる2017年の記録です。







ナイフを喉に突き付けられ、殺されそうになっていても、相手に共感することで難を逃れられたーー。『NVC』には、そのような驚くべき実話が、数多く掲載されています。

言い争いや喧嘩になりそうな場面でも、怒りに身を任せるのではなく、「この人は何をどう感じているのかな?」と落ち着いて相手を観察する。すると、状況を改善し、双方が納得できる問題の解決方法が見えてくるのだなということが、詳しく解説されます。

私たちの日常生活では、「誰かに何かをされたから腹を立てる」といった脊髄反射的な行動がほとんどです。そのために、自分自身をより苦しくしてしまう。

けれど少し余裕を持って、違った立場から他人や物事を見つめ直そうとしてみれば、世界はこんなにも穏やかなものに変わる。そのことを知ると知らないとでは、生きる意味が変わってきます。


(ライブラリー・アドヴァイザー:小林 麻実




注文をまちがえる料理店のつくりかた

小国士朗 : 森嶋夕貴
方丈社

NVC人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版

マーシャル・B・ローゼンバーグ : 安納献
日本経済新聞出版社

日本再興戦略

落合陽一
幻冬舎

遺伝子 親密なる人類史 上

シッダールタ・ムカジー : 仲野徹
早川書房

戦略参謀の仕事

稲田将人
ダイヤモンド社

英語は朗読でうまくなる!アナウンサー直伝!伝わる英語を話すための10のテクニック

青谷優子
アルク(千代田区)

明日のために、心にたくさん木を育てましょう

若宮正子
ぴあ

特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー ノーベル文学賞受賞記念講演

カズオ・イシグロ : 土屋政雄
早川書房

脳は回復する

鈴木大介
新潮社

デロールの理科室から

ルイ・ド・ブロイ : シルヴィ・アルブ=タバール
グラフィック社

問題児

山川健一
幻冬舎

絶滅危惧種ビジネス

エミリー・ボイト : 矢沢聖子
原書房


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