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小渕祐介(おぶち・ゆうすけ)

東京大学建築学専攻 准教授

プロフィール

小渕祐介

2010年より東京大学建築学科にて小渕研究室を主宰する。また、アドバンスト・デザイン・スタディーズ・プログラムの共同創設ディレクターでもある。同プログラムは、デジタル・ファブリケーション・ラボ、サステイナブル・プロトタイピング・ラボ、メディア・イニシアチブ・ラボ、デザイン・シンクタンク、デザイン・プラクティス・ラボ、ソーシャル・デザイン・ラボ、そしてコンピュテーショナル・ユニットの7つより構成される。これまで、2005年から2010年の間はロンドンの英国建築協会 (AA) にてデザイン・リサーチ・ラボの共同ディレクターを務め、2003年から2005年の間、同協会でコースマスターとユニットマスターを務めてきた。プリンストン大学、南カリフォルニア建築大学、トロント大学で建築学を専攻し、プリンストン大学、ハーバード大学デザイン大学院、ケンタッキー大学、ニュージャージー工科大学で教鞭を執った。

小渕准教授はデザインスタジオ、ワークショップ、セミナーコースで教鞭を執り、物質性の概念やデザインシステム、コンピュテーショナルデザイン技術、そして現代建築とデザインにおけるファブリケーションプロセスを探求している。かつては、ニューヨークのライザー+ウメモト、ロサンゼルスのロト・アーキテクツに所属していた。今までの研究プロジェクトは、ニューヨークのクーパー・ヒューイット・ミュージアムで開催されたデザイン・トリエンナーレ、パリのポンピドゥー・センター、北京建築ビエンナーレ、ロッテルダム建築ビエンナーレ、チューリッヒ・デザイン美術館、東京デザイナーズ・ウィーク、バルセロナ・デザイン美術館など、世界中で展示・出版されてきた。


関連講座

2019年11月

みんなで語ろうフライデーナイトvol.31

小渕祐介さんと「『音』でつくる建築」を考える

講座開催日:2019年11月22日 (金)

「音」を頼りに建築をつくる・・!?今回のファシリテーターは、視覚偏重から、他の器官を頼りにすることで「身体拡張とモノづくり」のあり方を追求する建築家・小渕祐介さん。人工知能が私たち人間を超越するシンギュラリティが到来すると言われる近い将来。改めて人間の可能性について、考えてみませんか?


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