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活動レポート

新春のごあいさつ

ー 竹中平蔵・アカデミーヒルズ理事長

更新日 : 2013年01月09日 (水)

六本木ヒルズ10周年を迎えて




2013年の今年、東京の新しい“文化都心”をめざしてオープンした「六本木ヒルズ」は10周年を迎えます。

この10年間の大きな動きとして、「グローバル化・フラット化」そして「ネット化・ソーシャル化」などが挙げられます。

その結果、我々のライフスタイル ー例えば、時間の使い方、働き方、コミュニケーションの方法ー は大きく変わりました。この変化は留まることなく、これからも加速度的に進んでいくことでしょう。

また、東日本大震災も我々の今までの価値感を大きく揺るがすものとなりました。

産業革命に匹敵する、それ以上に大きく社会が変化している今、私たちは従来の考え方、過去の延長線上ではなく、今を見極め自分で考える力、「自分軸」が必要です。

アカデミーヒルズは、“知の拠点(人と情報が出会う場、オープンイノベーションの場)”として活動して参りました。
10周年を迎える今年は、「自分軸」を持った個が出会い、集い、新しく結びつく“場”をめざします。

そして、皆さんとともに 新たな情報を発信していきたいと思います。

セミナー情報

2013年2月28日 (金) 12:00〜 竹中平蔵氏が登壇する、「六本木ヒルズクラブ ランチョンセミナー」を開催いたします。

  新政権下の日本経済

竹中平蔵(アカデミーヒルズ理事長/慶應義塾大学教授 グローバルセキュリティ研究所所長)GDP2倍に迫る国と地方の借金残高をもって向う「負担増の時代」。日本経済のかたちや体質が変われるか問われているこの時代、新政権に求められる対応について竹中平蔵氏にそのお考えを伺います。