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今読んでおくべき最新書籍16冊 -2013年4月-

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何? 新着本からお薦め書籍をご紹介します。


4月は環境が変化する時期。新しいことが始まる時。
しかし、すべての変化が楽しいものとは限りません。

『僕は人生の宿題を果たす旅に出た』の著者は、いきなりリストラされてしまい、時間を持て余し、外出するのにも人目をはばかるような精神状態になっていきました。そのような生活の中で、これまでは仕事の忙しさのためにすることのできなかったことがたくさんあったことを思い出していきます。それが「人生の宿題」。人生においてやり残していること。

昔の知り合い、家族、友人、親戚、恩師・・・。彼らを実際に訪ね、久しぶりに話し、宿題をこなしていく著者。自分という個人にとって、他人と関わることがいかに大事なものであるか、貴重なものであるかを学んでいく姿は、映画のようにドラマティックです。
私にも、人生の宿題があるのではないかと、振り返りたくなりました。


長くても、短くても、限りのある命。
死んでいくことが怖くなくなるような本に出会いました。

『幸せに暮らす集落』は鹿児島県の小さな村にあります。平均年齢は80歳近く、高齢化率は89%にも上ります。しかし無理をせず、自然のサイクルに合わせてゆったりと生きていく人々と、その中に静かに溶け込んでいく米人の著者。

地方新聞に連載されていた記事をまとめたこの本の中では、話が進むにつれて亡くなっていく人も数人出てきます。それがとても自然で、納得できるのは不思議な感覚。
日本の中にあるこの集落と、そこに暮らす人々の魅力が、磁力のように伝わってきます。


生きている限り、その存在を無視できないもののひとつがお金。
『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか ?』は、そんなお金とのつきあい方を軸にした人生論です。

そりゃたくさんあった方がいいけれど、たくさんとはどのくらい?
いや、それよりもそもそもお金を作り出すものは何?
自分で紙幣を刷ればいいのかな?

M&A等で巨額のお金を創り出してきた著者が、自分の生活の変遷に合わせて思考してきた内容が、とてもわかりやすく綴られています。

やさしい言葉でまとめられているので、ふだん経済やお金の成り立ちについて、あまり考えることのない人にこそお薦めで、多くを学ぶことができるでしょう。


(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)



僕は人生の宿題を果たす旅に出た—失った人間関係を取り戻す10のストーリー

リー・クラヴィッツ【著】,月沢李歌子【訳】
ダイヤモンド社

幸せに暮らす集落—鹿児島県土喰集落の人々と共に

ジェフリ−・S.アイリッシュ
南方新社

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?—これからを幸せに生き抜くための新・資本論

山口揚平
ダイヤモンド社

情熱教室のふたり—学力格差とたたかう学校「KIPP」の物語

ジェイ・マシューズ【著】,北川知子【訳】
ダイヤモンド社

伝え方が9割

佐々木圭一
ダイヤモンド社

安藤忠雄とその記憶 —TADAO ANDO Insight Guide

安藤忠雄
講談社ビーシー

墜落の村

飯塚訓
河出書房新社

白米中毒

白澤卓二
アスペクト

ノマドと社畜 —ポスト3・11の働き方を真剣に考える

谷本真由美
朝日出版社

BQ - 次代を生き抜く新しい能力

林野 宏
プレジデント社

中国絶望工場の若者たち

福島香織
PHP研究所

企業が「帝国化」する - アップル、マクドナルド、エクソン〜新しい統治者たち

松井博
アスキー・メディアワークス

大津中2いじめ自殺 - 学校はなぜ目を背けたのか

共同通信大阪社会部【著】
PHP研究所

アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること

ネイサン・イングランダー【著】,小竹由美子【訳】
新潮社

漂白される社会

開沼博
ダイヤモンド社

ソーシャルな資本主義

國領二郎
日本経済新聞出版社


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