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ライブラリー新着書籍 12月のおすすめ本

「個人が力を伸ばしていくための本」「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ライブラリー。今月届いた本は何? 新着本からお薦め書籍をご紹介します。

日本中のだれにとっても忘れられない年となった2011年も、そろそろ暮れようとしています。「あり得ないこと」が起こり、仰天し、立ち尽くす自分。湧き上がる怒り。悲しみ。やり切れなさ。そんな思いをこんなにもやさしい言葉で表すことのできるのか、と日本語の力を思い知らされたのは中原中也賞を受賞した詩人の叫び。『あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから』。表現するということ、生きるということを、読み手に深く深く、問いかけます。

辛いことがあった時や過酷な毎日の支えになるものは、子どもの頃の楽しい思い出と愛された記憶だと多くの専門家は口を揃えます。スリランカを代表する絵本作家が描く子どもの日々は、ほんとうに楽しそう。とてもカラフルで、最初のうちは異国情緒を感じます。ところが読み進んでいくうちに、私たちのよく知っている日本の農村の話としか思えなくなってくるのはなぜでしょう。地球上のどこの世界でも、大切にされているものが同じだからかもしれませんね。

日本と世界の関係を端的に表しているものとして、最初に思い浮かぶのは「為替レート」。そんな方も、六本木/平河町ライブラリーのメンバーの多くを占めるビジネスパースンには、珍しくないことかもしれません。いったいいつまで、この円高は続くのか? 製造業による輸出大国として長くその骨格を作ってきた日本は、ついに終わりを迎えるのか? グローバルな世界の中で、相手があってこそ存在できる国家の通貨の意味を、きちんと解きほぐす『弱い日本の強い円』。著者それぞれの意見がわりと極端に表現されがちな為替関連の本の中では、かなり現在のマーケットの主流意見を理解できるように思えますがいかがでしょう。

(ライブラリーアドバイザー:小林 麻実)
                           

あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから

須藤洋平
河出書房新社

わたしのなかの子ども

シビル・ウェッタシンハ【著】,松岡享子【訳】
福音館書店

弱い日本の強い円

佐々木融
日本経済新聞出版社

「なぜ?」から始める現代アート

長谷川祐子
NHK出版

政治家の殺し方

中田宏
幻冬舎

ニンテンドー・イン・アメリカ

ジェフ・ライアン
早川書房

富裕層の新納税術海外タックス・プランニング 新版

古橋隆之
総合法令出版

東京のどこに住むのが安心か 大震災改訂版

山崎隆
講談社

自叙傳

大杉栄
土曜社

長春発ビエンチャン行—青春各駅停車

城戸久枝
文藝春秋

ヨシダソース創業者ビジネス7つの法則

吉田潤喜
ディスカヴァ−

1985年のクラッシュ・ギャルズ

柳澤健
文藝春秋

困ってるひと

大野更紗
ポプラ社

おこづかいを最速で最大に増やせる投資eワラント

eワラント投資研究会
廣済堂出版

私が愛した東京電力—福島第一原発の保守管理者として

蓮池透
かもがわ出版

クラウド「超」仕事法—スマートフォンを制する者が、未来を制する

野口悠紀雄
講談社


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