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ライブラリアンの書評    2019年4月

毎日続々と新刊書籍を入荷するライブラリー。その数は月に200~300冊。
その書籍を司るライブラリアンが、「まさに今」気になる本は何?




元号が変わる。こんな機会、なかなかありません。新たな時代の境目に、今までの時代を振り返ってみるのはいかがでしょう。

2019年4月1日、新元号「令和」が発表されました。「内外、天地とも平和が達成される」という意味合いがこめられた「平成」が終わります。皆さんにとって「平成」とはどのような時代でしたか?

平成をデータを通して見る本書。平成のはじめには当たり前だったことが、平成の終わりには当たり前ではなくなった、そんなデータが数多く示されています。
例えば家族のカタチ。平成初期には「夫婦と子供二人」の世帯が標準とされ最多でしたが、現在は単独世帯が最多となっています。あるいは平成に急速に進んだ少子高齢化。1994年に14.5%だった高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は、2007年には21.5%になりました。

それはみなさんが思い描いていたイメージと同じでしょうか、あるいは異なるでしょうか。データと人それぞれのイメージを照らせば、データが示す「平成」と、自分の描いた「平成」の差異が浮かび上がります。データにもとづく鳥瞰、あるいは離見の見。新たな視点で、決して短くはなかった平成の姿が、データにもとづいて立ち上がってきます。

元号が変わる。こんな機会、なかなかありません。ここはひとつ、今までの時代を振り返ったうえで、新たな時代に向かうのはいかがでしょう。
 

 
 
 

  (ライブラリアン:結縄 久俊)
  
 

生活者の平成30年史 データでよむ価値観

博報堂生活総合研究所
日本経済新聞出


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