セミナー・イベント

中央大学ビジネススクール×アカデミーヒルズ コラボシリーズ
「ブランド経験」マネジメント

~Google、IBM、最新マーケティング事情を聞く~

マーケティング・PR 経営戦略

日時

2016年02月08日 (月)  19:00~21:00
終了しています

内容

近年「ブランド経験」がマーケティング戦略の新しいキーコンセプトとして浮上し、浸透しつつあります。ブランド経験とは、商品やサービス自体の機能・品質ではなく、それらを購入・使用する過程で顧客が得られる経験を意味します。
「ブランド経験」が重要視されると共に、ブランド経験の最適化を責務とする職種、ブランド・エクスペリエンス・マネージャーにも注目が集まっています。

ブランド経験をマネジメントするにはどうしたら良いのでしょうか?特にウェブを中心に、いかにして良質なブランド経験を構築して、顧客の関心を維持し、さらに顧客と長期的な関係を築いていくにはどうしたら良いのか、多くの企業にとってポイントとなるでしょう。

今回の「中央大学ビジネススクール×アカデミーヒルズ」コラボセミナーでは、GoogleのAPACマネージングディレクターブランド&マーケティング担当兼ジャパンCMOの岩村水樹氏と、日本IBMコミュニケーション&ブランドエクスペリエンス本部長の山口有希子氏をお招きします。

岩村氏は、2007年Googleに入社後、マーケティング活動を日本市場としてはじめて実施、日経Brand of the decade受賞に貢献したほか、マーケティングのデジタル化のための啓蒙活動やWomenWillをはじめとするテクノロジーによる社会課題解決のための取り組みを牽引。現在Google のマーケティングの責任者として、日本とアジア太平洋地域を統括され、まさにマーケティングの最前線でご活躍されています。岩村氏にはグーグルの考えるモバイル時代のマーケティングアプローチ”マイクロモーメンツ”についてもお話頂きます。

山口氏は、日本IBMにて、ブランド広告宣伝、社内外広報、デジタルマーケティング、社会貢献部門を管轄されています。 日本独自で開始した事例ブランド広告展開や部門横断のデジタルマーケティングコアチームの設立など各種プロジェクトの実践により、ブランドスコアを大幅な改善に貢献。最近では、新しいブランドプラットフォーム” Cognitive Business”を開始。認知型コンピューティングシステム ”Watson”を中核にした新時代のブランドプラットフォームの社内外ローンチにも携わっていらっしゃいます。また、これまで複数の企業でマーケティングコミュニケーションの管理職を歴任され、幅広い実践経験をお持ちです。

モデレーターの田中洋氏(中央大学ビジネススクール)から、ブランド経験の研究の現状を展望してお話します。

ブランド経験を向上させるためにどのような考え方が有効か、それぞれ現在の取組みをお話いただくとともに、日々進化するデジタルテクノロジーや顧客の変化に企業はどのように対応したらよいのか、今後どのようにマーケティング変化していくのか等幅広くお伺いいたします。

スケジュール(予定)
・スピーカーよりご講演(各20分)
・鼎談(約50分)
・会場より質疑応答(約30分)

講師紹介

スピーカー
岩村水樹 (いわむら・みき)
Google マネージングディレクター、APACブランド&マーケティング担当

東京大学教養学部卒業後、電通に入社、マーケティング コミュニケーション戦略の策定、実施に携わった後、フルブライト奨学生としてスタンフォード大学にて経営学修士号を取得。戦略コンサルティングファーム、ラグジュリーブランドCEOなどをへて、2007年グーグル入社。専務執行役員 チーフマーケティングオフィサー。現在は、日本およびアジア・パシフィック地域のグーグルのマーケティングを統括する。近著に「グーグルと考えるマーケティングの未来」(Diamond ハーバード・ビジネス・レビュー オンライン)。

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スピーカー
山口 有希子 (やまぐち・ゆきこ)
日本アイ・ビー・エム株式会社 マーケティング&コミュニケーション コミュニケーション&ブランドエクスペリエンス 本部長

91年リクルートコスモスに入社。その後、商社にて各種海外プロジェクトや海外IT関連製品の輸入販売・マーケティング活動を実施。 企業のマーケティングコミュニケーションに20年以上従事。シスコシステムズ、オーバーチュア、ヤフージャパンのマーケティングコミュニケーション部長を経て、現在日本IBMにてコミュニケーション&ブランドエクスペリエンス本部長として、広告宣伝、広報、デジタルマーケティング、社会貢献部門を管轄。 日本アドバタイザーズ協会 理事、国際委員会 委員長。ACC広告賞審査員。

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モデレーター
田中洋 (たなか・ひろし)
中央大学大学院ビジネススクール 教授

中央大学ビジネススクール(大学院戦略経営研究科)教授。
1951年名古屋市生まれ。京都大学博士(経済学)。日本マーケティング学会会長(2019年3月末まで)。経営学・マーケティング論・ブランド論専攻。(株)電通でマーケティングディレクターとして21年間実務を経験。その後、法政大学経営学部教授、コロンビア大学客員研究員などを経て、2008年より現職。社会人のためのビジネススクールでマーケティングとブランドの教鞭を執る。ソウルドアウト株式会社(東証マザーズ上場)社外取締役。
著書『ブランド戦略論』(2017、有斐閣)にて、日本マーケティング学会「マーケティング本大賞2018」「大賞」、日本広告学会「2018年・日本広告学会賞」(4回目)、「中央大学学術研究奨励賞」(2回目)の3つを受賞。ほかに日本マーケティング学会ベストペーパー賞、白川忍賞などの受賞歴がある。
電通時代に、ネスレ、アメリカンエクスプレス、ユニリーバ、フィリップモリス、IBM、スミスクラインビーチャムなどのグローバル企業のマーケティング業務を担当した。大学に移って以降、以下の企業への社員研修・講演・戦略アドバイスを行っている。GE、マイクロソフト、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、メルセデスベンツ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、資生堂、味の素、キリン、アサヒビール、日清食品、ソニー、日立製作所、パナソニック、ニコン、日本銀行、みずほフィナンシャルグループ, みずほ総合研究所, UFJ銀行, 住友銀行, 東京三菱銀行、野村證券, 野村総合研究所など。

【著書】『ブランド戦略論』(有斐閣、2017)、『ネットビジネス・ケースブック』(共著、2017)、『現代広告論』(共著、2017)『消費者行動論』(2015)、『マーケティングキーワードベスト50』(2014)、『ブランド戦略全書』(編著、2014)、『ブランド戦略・ケースブック』(編著、2012)、『マーケティング・リサーチ入門』(共著、2010)、『消費者行動論体系』(2008)、『企業を高めるブランド戦略』(2002)など、20冊の著作と80の論文がある。その著作のいくつかは中国語、韓国語に翻訳されている。


  https://www.facebook.com/hiroshi.tanaka1

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講座趣旨

本セミナーは、中央大学ビジネススクールとアカデミーヒルズのコラボセミナーシリーズです。定期的に、グローバル、最新マーケティング、経営戦略、人材活用など幅広いテーマで、注目の企業からゲストをお招きして開催します。

■コーディネーター紹介
田中洋(たなか・ひろし)
中央大学ビジネススクール教授(マーケティング論、ブランド論)。 京都大学博士(経済学)。
日本マーケティング学会副会長。(株)電通マーケティングディレクター、法政大学教授、コロンビア大学ビジネススクール客員研究員を経て2008年から現職。近著に『消費者行動論』(中央経済社)、『ブランド戦略全書』(編著、有斐閣)、『マーケティングキーワードベスト50』(ユーキャン)、『ブランド戦略ケースブック』(編著、同文舘出版)、他。日本広告学会賞、日本マーケティング学会ベストペーパー賞、白川忍賞、中央大学研究奨励賞等、受賞。


募集要項

日時 2016年02月08日 (月)  19:00~21:00
受講料 5,000円
定員 150名

※定員になり次第締切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
共催
会場 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期日:2016年2月8日(月)15:00まで

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
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