2010年09月26日 (日)  13：00～17：30

提案、交渉、クレーム対応など、ビジネスコミュニケーションの多くは、“説得”つまり、相手にこちらの意図する行動を促すことを目的としています。
コミュニケーション上の対人技術もさることながら、説得には、その基盤となる確固とした「論理」が不可欠です。
本講座は、論理思考の応用分野である、説得論理の展開技術力向上を目的とした実践的スキル講座です。説得論理の基礎構造を確認した上で、相手の行動を促す提案メッセージの設計方法や説得法を学びます。一方向の講義だけではなく、複数のケース演習を行うことにより、説得論理の展開技術と応用力を身につけます。

-演習例-

【クレーム対応】
約3ヶ月で効果が出始める美顔クリーム。一ヶ月使用した段階でのお客様からのクレームにどう対応するか？
【社内調整】
他部署からの無理難題。過度な要望をどのようにコントロールするか？
【説得】
社内で－社員が反対するプロジェクト、無理に進めようとする上司を説得してやめさせるには？ 日常で－高所恐怖症、飛行機に乗りたがらない友人を説得して乗せるには？
※演習例は変更になる場合がございます。

本講座は、業務上他者を説得する機会のある方が対象です。特に、提案型営業、コンサルティング、広報、に従事されている方、クレーム対応や社内調整の機会の多い方、マネージャーなどリーダーシップを期待されている方にお勧めです。

カリキュラム

1）説得の論理の基礎構造を考える
・説得の目的は自発的な行動の誘発
・相手の自発的行動を促す三要素とは
・説得に欠かせない問題発見と課題設定

２）提案メッセージの設計方法を学ぶ
・提案メッセージの論証の仕方
・ロジックの要としての「命題」
・必要に応じて行動の「ハウ」も提言

３）説得法の種類を理解する
・損得勘定に訴える実利型
・倫理観に訴える規範型
・エモーション重視の情緒型

アカデミーヒルズ　スクール事務局
受付時間：10:00-18:30　(土・日・祝・年末年始を除く）　　　　　　　　　　　　　　　　　
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