セミナー・イベント

マネージャーのための管理会計とファイナンス【基礎】
~経営に活かす財務・計数スキルを身につける~

日時

2006年09月26日 (火)  10:00~17:00
終了しています

内容

マネージャーが的確な意思決定をするには、財務・計数センスは必須です。財務諸表から次の課題を読み取る分析力と中長期目標に基づきファイナンス・アカウンティング戦略を立案、事業を成功に導くことが求められます。

管理会計は、経営上の意思決定や業績評価のために用いるもので、財務会計に基づく情報や日々現場で発生するデータに、目的に応じた分析や加工を施すことにより、経営者や管理者の行う判断に役立てるための会計です。
また、ファイナンスは、投資意思決定での採算判断や、資金調達における最適な調達先の選択といった経営戦略における意思決定において、最も効果を発揮します。

本講座は、ファイナンス・アカウンティング戦略を実行するために求められる財務・計数の基礎知識とスキルを身に付ける講座です。

「財務会計と管理会計の基礎」、収支構造を理解する上で重要な「正しい原価の理解」、意思決定に不可欠な「採算計算の考え方」、そして業務マネジメントに重要な「予算の知識」を習得し、日々のマネジメントおよび業務改善を下支えする計数スキルを身につけます。

管理会計とファイナンスに関わる計数知識を体系立てて、トータルに学ぶことができます。

カリキュラム

1.はじめに-計数感覚の必要性
■企業を取り巻く利害関係者(株主、投資家、顧客、取引先、銀行、社員)が求める
財務・計数スキル。

2.管理会計の基礎
2-1管理職に必要な財務・計数のスキル管理会計の基礎
■財務会計と経営分析の基本を解説、経営課題から組織管理・改善課題を抽出するための基礎知識。
■管理職のための管理会計(予算制度とその限界)の解説と演習。
 ・財務・計数スキル
 ・財務会計と管理会計
 ・経営分析を理解する3つの視点
 ・組織管理・改善ツールとしての予算制度とその限界
 ・予算制度と目標による管理(MBO)
2-2正しい原価の理解
■間接部門の原価計算方法、管理方法の解説と、間接業務改善の視点。
 ・原価を理解する10のキーワード
 ・活動基準原価計算と間接費管理

3.ファイナンスの基礎-キャッシュフローの考え方を学ぶ【演習】
■設備投資も踏まえた中期的戦略実行の観点から採算計算を学び、演習を通じて
理解を深める。
 ・設備投資と採算計算の考え方
 ・資金の時間的価値
 ・投資効果の見積もりと採算計算

・9/25「マネージャーのためのアカウンティング【基礎】」とあわせてご受講されることをお勧めいたします。
※なお、第1章の「計数感覚の必要性」は9/25の第1章「マネジメントと財務計数センス」と同じ内容になります。

講師紹介

新井健一

講師
新井健一 (あらい・けんいち)
あずさビジネススクール専任講師

早稲田大学政治経済学部卒業。
大手重工メーカー、アーサーアンダーセン、KPMG、医療系ベンチャー企業の立ち上げを経て現職。
多様な業界における組織・人事制度設計および導入支援、M&Aにかかる人事統合、社員の意識行動変革、間接業務革新などコンサルティングに従事。
また講師としてリーダーシップ研修、評価者研修、リスクマネジメント研修、コンプライアンス研修、財務または管理会計研修などに従事。

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募集要項

日時 2006年09月26日 (火)  10:00~17:00
受講料 52,500円

※上記料金には教材費、昼食費用を含みます


定員 24名

※定員になり次第締め切らせていただきます

持参物 電卓
主催
  • アカデミーヒルズ
プログラム提供
  • あずさビジネススクール株式会社

    あずさビジネススクール株式会社は、KPMGのメンバーファームの一員です。そのネットワークをいかした総合的な支援を通して、人材育成のパートナーとして選ばれる存在であり続けます。

会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。

関連情報

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マネージャーのためのアカウンティング【基礎】

情報技術の発達により、強烈な信念とリーダーシップだけでマネジメントしていた時代は去り、ハイレベルの情報リテラシーを駆使して、的確な意思決定ができる能力が不可欠となってきました。
なかでも財務・計数センスは、合理的な意思決定を行うための必須の情報リテラシーといえるでしょう。
本講座では、財務・計数センスにおいて、数字から事業やプロジェクトの課題を読み取る能力を養います。




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