セミナー・イベント

危機管理入門
~クライシス発生時を想定したメディア・トレーニング【記者会見編】~

日時

2007年02月26日 (月)  19:00~21:00
2007年02月27日 (火)  19:00~21:00

※2日間

終了しています

内容

企業を取り巻く潜在的な危機(リスク)は多種多様であり、どの企業にも危機が発生する可能性が潜んでいます。危機発生時に我々が避けなくてはいけない事は、危機が発生した初期段階においてクライシス・コミュニケーション(メディア対応等)の失敗により、二次クライシスへとダメージを拡大させることです。しかしながら昨今、危機発生時のクライシス・コミュニケーションの失敗によって更にダメージが拡大するといったケースが後を絶ちません。
このような状況に対して、企業の広報担当者は二次クライシスを防ぐために具体的に何をすればよいのか。これは、広報担当者の多くが悩んでいるところです。

本講座では、こうした疑問に応えるため、ケーススタディを含めた講義だけではなく、実際に危機(クライシス)が発生した局面を想定してシミュレーショントレーニング(模擬記者会見)を行います。さらにその様子を撮影した映像を検証することにより、メディア対応のポイントを自己認識(体感)することができます。広報、総務の担当者の方に最適の講座です。

カリキュラム

1日目:レクチャー(2時間)
平常時とは大きく異なる緊急事態発生時のメディア対応について、実際の企業の失敗例、成功例など事例を用いて、クライシス・コミュニケーションのポイントを学びます。緊急時にまず広報担当者がしなければならないことは何か、また、緊急記者会見など、情報が不足している中での的確なマスコミへの対応とは何か、そのポイントを学びます。

■クライシスを想定したメディア・トレーニング
・クライシスの発端
・二次クライシスを防ぐ
■ケーススタディ(事例から学ぶ)
・クライシス・コミュニケーションの失敗例、成功例
■緊急事態発生時のマスコミ対応のポイント
・社会部記者の特性
・緊急事態発生時におけるマスコミ対応のポイント
・緊急事態発生時における記者会見のポイント

2日目:シミュレーショントレーニング(2時間)
1日目に学んだクライシスコミュニケーションのポイントを踏まえて、様々な状況設定の元、シミュレーショントレーニング(模擬記者会見)を実施します。
さらに、自身のトレーニング(模擬記者会見)の様子をビデオで撮影し、プレイバックすることで自己の問題点を認識することができます。本番さながらの臨場感のあるトレーニングを行います。

■模擬記者会見:記者会見を開いた場合を想定
 ・設定状況の説明(設定例:個人情報漏洩が発覚、土壌汚染発覚、製品リコール発表等)
 ・4、5名のグループに分け、グループごとにメディア対策を検討
 ・模擬記者会見(各グループの代表者が模擬記者会見を体験)
 ・ビデオプレイバック、クリティーク(批評)
※模擬記者会見の映像はTVカメラで撮影。映像をプレイバックして問題点を検証

ラップアップ、質疑応答

講師紹介

講師
井口明彦 (いのくち・あきひこ)
(株)プラップ・ジャパン メディア・トレーニング部 課長 兼トレーナー

大学卒業後、大手損害保険会社にてリスクマネージメント業務に従事する。その後、米国に留学。帰国後、PR会社にて企業の広報業務を担当し、高い評価を受ける。この間、テレビ媒体や新聞媒体を中心に多くのメディアと接触、マスコミ界に幅広 い人脈を持つ。現在、トップの取材や記者会見をスムーズに行うための「メディア・トレーニング」を年間200件程手がける。また、会社不祥事、土壌汚染、製品回収、個人情報漏洩、企業間訴訟等、クライシスマネジメントの分野でも企業や行政に対して数多くのコンサルティング経験を持つ。豊富なメディア対応経験やクライシスマネジメント経験を活かし、講演活動や執筆活動も行っている。

すべて読む 閉じる

開催実績

井口明彦 ((株)プラップ・ジャパン メディア・トレーニング部 課長 兼トレーナー)
開催日 :  2006/11/27 (月) 2006/11/28 (火)

募集要項

日時 2007年02月26日 (月)  19:00~21:00
2007年02月27日 (火)  19:00~21:00

※2日間

受講料 30,000円
定員 35名

主催
  • アカデミーヒルズ
プログラム提供
  • 株式会社プラップ・ジャパン
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。


未来自分会議<キャリア×時間>
六本木アートカレッジ