セミナー・イベント

森美術館「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」関連プログラム
シンポジウム 「科学者と読み解く『宇宙と芸術展』」

カルチャー&ライフスタイル 知識・文化・アート

日時

2016年08月20日 (土)  14:00-16:00

※受付は13:30より開始します。

終了しています

内容

森美術館は、2016年7月30日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで、「宇宙と芸術展」を開催します。
宇宙は古来、人間にとって永遠の関心事であり、また信仰と研究の対象として、世界各地の芸術の中で表現され、多くの物語を生み出してきました。本展では、隕石や化石、ダ・ヴィンチやガリレオ・ガリレイの歴史的な天文学手稿、貴重な天文・科学の初版本、曼荼羅や日本最古のSF小説ともいえる「竹取物語」の絵巻、そして現代アーティストによるインスタレーションや、宇宙開発の最前線に至るまで、古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点を一挙公開。「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観—宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションで構成し、未来に向かっての新たな宇宙観、人間観を提示することを試みます。

宇宙時代に突入した現代、人と宇宙の関係は大きく変化しています。これにより、宇宙とはなにか、芸術とはなにかという問いにも新たな視点が求められてくることでしょう。人はどのように宇宙を認識し、芸術はどのように変貌していくのでしょうか。本プログラムでは、宇宙工学、天文学の専門家、アーティストを迎え、本展をそれぞれの視点から読み解きます。

出演:的川泰宣(宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授)、渡部潤一(国立天文台副台長・教授)、野村 仁(アーティスト)、猪子寿之(チームラボ代表)
モデレーター:南條史生(森美術館館長)

※日英同時通訳付、手話同時通訳付
*手話同時通訳のご利用をご希望の方は、2016年8月11日(木・祝)までに、ppevent-mam@mori.co.jpへご連絡ください。

※「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」」の入場券1枚付き。当日受付にてお渡しします。

講師紹介

スピーカー
的川泰宣 (まとがわ・やすのり)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授
はまぎんこども宇宙科学館館長

1942年(昭和17年)広島県呉市生まれ。1965年(昭和40年)東京大学工学部宇宙工学コース卒業、1970年(昭和45年)東京大学大学院博士課程修了(工学博士)、東京大学宇宙航空研究所を経て、現在に至る。専門分野は、システム工学、軌道工学。大学院時代より科学観測のためのロケット及び人工衛星の飛翔計画の策定に従事し、人工衛星打上げ用ロケットの設計に携わってきた。また宇宙科学における国際協力の発展にともない、国際協力の窓口となると同時に、広く国民・少年少女に対する宇宙をテーマとする教育・普及活動を行っている。
主な著書は、『月をめざした二人の科学者—アポロとスプートニクの軌跡』(中公新書)、『やんちゃな独創-糸川英夫伝-』(日刊工業新聞社)、『宇宙に取り憑かれた男たち』(講談社α新書)、『宇宙からの伝言—いのちを大切にするということ—』(数研出版)、『ロケットの昨日・今日・明日』(裳華房)他多数。

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スピーカー
渡部潤一 (わたなべ・じゅんいち)
国立天文台上席教授

1960年福島県生まれ。
東京大学理学部卒、同大学院卒。東京大学東京天文台を経て、国立天文台上席教授。総合研究大学院大学教授。理学博士。太陽系天体の研究のかたわら最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど幅広く活躍。国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新カテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。主な著書に『星空と古代文明の謎』(筑摩書房)『第二の地球が見つかる日』『最新 惑星入門』(朝日新書)、『面白いほど宇宙がわかる15の言の葉』(小学館101新書)、『夜空からはじめる天文学入門』(化学同人)などがある。
  国立天文台

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スピーカー
野村 仁 (のむら・ひとし)
アーティスト

1969年京都市立美術大学専攻科彫刻専攻修了。
近年の主な展覧会として、『Hitoshi Nomura: Contingency and Necessity』(Fergus McCaffrey, ニューヨーク、2015年) 、『野村仁:身体/知覚 又は 私を「私」とおもう私』(アートコートギャラリー、大阪、2013年)、『野村仁:変化する相-時・場・身体』(新国立美術館、東京、2009年)などがある。

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スピーカー
猪子寿之 (いのこ・としゆき)
チームラボ代表

1977年 徳島県生まれ。2001年にチームラボを創業。
チームラボは、アートコレクティブ。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、学際的なウルトラテクノロジスト集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
  チームラボ

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モデレーター
南條史生 (なんじょう・ふみお)
森美術館特別顧問

1949年東京生まれ。森美術館特別顧問。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て 2002年より森美術館副館長、2006年11月より2019年12月末まで森美術館館長。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び 台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭総合ディレクター(2016)、ホノルル・ビエンナーレ キュラトリアルディレクター(2017)等を歴任。慶應義塾大学非常勤講師。 近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」 (美術年鑑社、2010)、「アートを生きる」(角川書店、2012)がある。

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講座趣旨

※森美術館とは



森美術館とは文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。 「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)しています。

※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、こちらをご覧ください。


募集要項

日時 2016年08月20日 (土)  14:00-16:00

※受付は13:30より開始します。

受講料 3,500円

※「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」」の入場券1枚付き。当日受付にてお渡しします。

※「森美術館MAMCメンバー(個人・法人)」の方は無料。
森美術館ウェブサイトよりお申込ください。
森美術館MAMCメンバー個人:
https://mamc.mori.art.museum/webapp/form/12176_ias_188/index.do/index.do
森美術館MAMCメンバー法人:
https://f.msgs.jp/webapp/form/13445_dxt_732/index.do


定員 300名(要事前申込)

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。 恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。 尚、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。

主催
共催
会場 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) 

※申し込み締切:8月19日(金)15:00

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【領収証】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

森美術館展覧会情報

「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」 会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月・祝)
「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」 会期:2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月・祝)

隕石や化石、ダ・ヴィンチやガリレオ・ガリレイの歴史的な天文学手稿、貴重な天文・科学の初版本、曼荼羅や日本最古のSF小説ともいえる「竹取物語」、そして現代アーティストによるインスタレーションや、宇宙開発の最前線に至るまで、古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点を一挙公開。「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観—宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」の4つ....




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