六本木アートカレッジ

六本木アートカレッジ
「Discover Japan」presents
日本が世界に誇る大樋焼

日時

2013年11月24日 (日)  16:10~17:10 (開場 15:50予定)
終了しています

内容

金沢が誇る伝統の茶陶、大樋焼。京都の楽焼をルーツにもち、日本の茶の湯の文化の中で大樋焼という独特の技法を確立し、日本を代表する焼き物として世界に知られています。11代目となる大樋年雄さんは伝統を受け継ぎながらも新しいことにアグレッシブに取り組んでいます。

海外での活動はもちろん、プロダクトのデザイン、インテリアデザインなど、作陶だけにとどまらない幅広い活躍に注目が集まっています。彼にとって伝統とは? 伝統文化の未来とは? 340年の歴史と未来を六本木で語っていただきます。


講師紹介

スピーカー
大樋年雄 (おおひ・としお)
十代大樋長左衛門後継者

茶道•裏千家や表千家の茶器といえば大樋焼。大樋氏は350年以上の歴史を持つ大樋焼の後継者(十代大樋長左衛門)。中国、韓国、台湾、アラブ世界など世界各地の「土」を使った創作と、その土地の人々と出会い、自ら新たな伝統の開拓を試みている。また、海外から金沢に茶道や工芸を学びに来ている方々にも英語で、土のぬくもり、技術と心を伝えている。

≪主な役職≫
・ロチェスター工科大学客員教授、台湾国立台南芸術大学客員教授
・金沢大学客員教授、東京藝術大学講師、金沢美術工芸大学非常勤講師
・国際陶芸アカデミー(IAC)会員
・日展会員/審査員、日本現代工芸美術家協会理事/審査員
・経済産業省産地プロデューサー、エンジン01文化戦略会議会員、日本文化デザイン
フォーラム会員
・石川県美術文化協会 審査員/常任評議員、金沢市工芸協会 副理事長/審査員、金
沢卯辰山工芸工房講師
・北京Season Pierギャラリー美術顧問、北京XYZギャラリー美術顧問

≪”未来”を感じるプロジェクト等≫
2002  招待展「新しい茶道展」ジャパンソサエティ・アジアソサエティ(ニューヨーク、米国)
2002  光と音楽、CGによる現代茶会プロデュース 「茶美会」(梅鉢茶会・金沢
2002  アジア太平洋現代陶芸展アジア地域コミッショナー(台北現代陶芸美術館)
2003  光と音楽、CGによる茶道デモンストレーション「eAT金沢03」(金沢市文化ホール)
2010  金澤世界工芸トリエンナーレ キュレーター(金沢21世紀美術館)
2011  第1回景徳鎮世界陶磁器公募展覧会 入賞
2012  工芸未来派展招待作家(金沢21世紀美術館)
2013  第7回国際陶芸ビエンナーレ招待作家(韓国利川陶芸美術館)   
  大樋焼本家 十代長左衛門窯
  伝統工芸を活かしたアイウェアの制作

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モデレーター
高橋俊宏 (たかはし・としひろ)
株式会社枻出版社 Discover Japan 統括編集長

1973年岡山県生まれ。1999年枻出版社入社。建築やインテリア、デザイン系のムックや書籍など幅広いジャンルの出版を手掛ける。2009年に日本の魅力、再発見をテーマにした雑誌「Discover Japan」を創刊。雑誌を通して地方活性の活動にも積極的に関わる。高岡クラフトコンペティション審査員、場所文化フォーラム理事、京ものユースコンペティション(京都市)審査員、地域ブランディング協会 代表理事。
  「Discover Japan」

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