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「最終プレゼンテーション~とにかくまずやってみる!~」
石倉洋子のグローバル・ゼミ(GAS)2017 最終回セッション

活動レポートグローバル政治・経済・国際キャリア・人
更新日 : 2017年12月07日 (木)

Session 6:最終プレゼンテーション
講師:石倉 洋子(一橋大学名誉教授)
文/小林 麻実 写真/アカデミーヒルズ
開催日:2017年11月26日



6か月にわたり、実在する団体が現実に抱える課題に取り組んできた、グローバル・ゼミ (GAS) 2017。11月26日(日)に、いよいよ最終回を迎えました。
ファシリテータである石倉洋子・一橋大学名誉教授に加え、クライアントの在日英国商業会議所、在日フィンランド商工会議所、トビタテ!留学JAPAN事務局の方々もお越しになり、彼らの前でチームごとにプレゼンテーションを行います。

限られた時間の中で行なわれたプレゼンは、どれも大変熱のこもったもの。各チームがこの半年間、リサーチ・分析・ディスカッションに多大な時間を費やしてきたことが、実感として伝わってきました。



 それぞれのクライアントにつき、2つのチームが別々の提言を行うため、同じ課題に対しても異なった切り口で論旨が組み立てられていくことがよく見えます。クライアントが気付いていなかったデータの分析を見せるチームや、例として特定の業種や企業とのコラボレーションを具体的なところまでに落とし込んで提案を行うチーム。新しい角度からクライアントの魅力を提言するチームなど、レベルの高いプロポーザルに、クライアントの方々も満足そう。

「私たちはふだんこの問題のことばかり考えているのですが、だからこそ見えなくなっているものもある。外部の方にこのように真剣に考えて頂いて、自分達の立ち位置を新たな視点で見ることができました。」、「クリアな分析や、メッセージのわかりやすさも素晴らしいと思います。」とのコメントを頂きました。

これらのプレゼンテーションについては、参加者全員で評価を行い、優勝チームを決定します。

そして参加者全員で、リアル・プロジェクトという難題に取り組んだこの半年間に得たものを振り返りました。「多様性について学びました。自分の会社では当たり前とされていることが、他社の人には通用しないということがよくわかりました。」「会社では役職によって上下関係がありますが、GASではそれがありません。誰もが平等なチームで結果を出すことの難しさを知りました。」と言う参加者の声。



それを受けて石倉教授は、以下のように話されました。「チームでディスカッションするだけなら、誰でもできます。しかし、そのチームできちんと成果物を作るということには訓練が必要です。それが、今回このGASでリアル・プロジェクトに取り組んだ理由です。
とにかくまず、やってみること。自分の弱点を引き上げることよりも強みをより強くすることに焦点を当てること。そのような力は、現時点では海外の人たちの方が多く持っています。皆さんにはぜひそのような人になって頂きたい。」

その間に集計された結果は、在日フィンランド商工会議所への提言を行った、FCCJ Bチームの優勝。拍手が巻き起こります。参加者全員に石倉教授から修了証が渡され、六本木ヒルズ52階でのレストランでの懇親会へと続いていきました。


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