記事・レポート

いまだけ、ここだけ・・・動かせないアートの島「直島」へ行ってきました!

「日本元気塾」スペシャル・プログラム in直島レポート 1日目

日本元気塾

アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
開催日:2009年6月28日(日)29日(月)
文・写真/さの

元気塾in直島@瀬戸内海

瀬戸内海にうかぶアートの島「直島」といえば、米国雑誌『トラベラーズ』が、新世界の7不思議のひとつに選んだという現代の秘境。
日本元気塾in直島@羽田空港
元気塾in直島@羽田空港(結団式)
元気塾in直島@高松港フェリー

そのコンセプトを考えたベネッセコーポレーション会長の福武總一郎氏、中心的建築物を担当した安藤忠雄氏が迎えてくださるとあっては、行かないわけにはいきません。日本元気塾の講師3人と塾生、アカデミーヒルズの告知をみて申込まれた方々と、総勢80名で6/28(日)、29(月)の1泊2日で行ってまいりました。

午前7時15分、羽田空港集合。
参加者は米倉先生の号令のもと、手をつなぎ大きな「輪」になって全員でウェーブ!



このツアー、普通の旅行じゃないな・・・と誰しもが思った瞬間です。




高松にてさぬきうどんを食してから、高速フェリーで一路直島へ。天気予報は雨だったのですが、直島についたらカンカン照りの夏日。天気を心配していた我々は、ホッと胸をなでおろしていました。


元気塾in直島@本村「家プロジェクト」
本村で「家プロジェクト」見学中


直島到着後は、米倉グループ、髙島グループ、藤巻グループの3グループにわかれて「家プロジェクト」を見学。今回は、「角屋」「はいしゃ」「護王神社」を巡りました。

200年前に建てられたという古民家や、江戸時代からの神社がアートと融合して生まれ変わり、それを地元のボランティアの方々が笑顔で解説をする・・・。


アートの制作過程にも島民が深く関わっているので、自分たちもアートの島を支える一部であるという想いが伝わってきました。直島の魅力は新旧の建築や人が、境界線なく自然に交じり合っているところなんだと実感しました。

さらに、みなさんが興味を示されていたのは、町を彩る「のれん」の数々。

その家の屋号などを元にデザインしたものだそうで、民家、お店屋さん、カフェ…ゆらゆらと風に揺れる「のれん」を見ていると暑さを忘れるようでした。

元気塾in直島@安藤氏講演会
元気塾in直島

「家プロジェクト」見学後は、宿泊施設でもある「ベネッセハウス」にて、安藤忠雄氏の講演会に参加。

「芸術は可能性をひらく」というテーマで、直島の作品と安藤先生のお仕事についてお話いただきました。急遽モデレーターに指名された米倉塾長の進行のもと、藤巻先生、髙島先生も質問者となり、活発な質疑応答が繰り広げられました。

講演後は、さきほどの3グループに分かれて安藤氏が建てた「地中美術館」へ。
クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレル、3名のアーティストの作品のみが展示されています。作品を包み込むように、新たな見え方を示唆する安藤氏の建築によって、この場所から動かすことのできないアートがそこにあります。

まさに、「いまだけ、ここだけ、あなただけ」の感覚。


訪れた人だけが感じることのできるアート。観る人も作品の中に入り込んでいくので、自分の心持ちによって見え方が変わっていくアート。だからこそ、何度でも訪れたい、そんな気にさせる空間なのです。




直島のアートを堪能した1日目の夜の懇親会では、安藤氏とベネッセの福武会長がサプライズで登場。乾杯のあとは、直島アートサイトを作った方々から直にお話が聞けるまたとないチャンスに、会場のあちこちにゲスト、講師を囲む輪ができていました。

今回「日本元気塾」の名の下に集まってくださった参加者は、北は北海道、南は九州から、さらに最年少はご両親と参加の15歳(!?)と幅広く、初対面とは思えない団結力をみせていました。ふだん出会えない人との交流も、ここでしかできない豊かな体験となったのではないでしょうか。懇親会は1次会、2次会と盛り上がり、その後は各部屋での3次会があったとか・・・。
こうして直島の1日目の夜は、静かな瀬戸内海の波音をバックミュージックに、心地よい興奮のなか更けていきました。

※直島レポートは、2日目に続きます!

私はツアー中、カメラマンとしてみなさんの様子を撮影していましたが、どの写真も笑顔にあふれ、直島を存分に楽しむ様子に、こちらもつられて笑顔になっていました。こんな風に、新しい出会いと発見のある企画をまた考えていきたいと思います。