六本木ヒルズライブラリー

カーティス教授の政治シリーズ2014
第3回:「2015年、安倍政権を考える」 

ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授) 

ライブラリーイベント

【ライブラリーメンバー対象】 ※「マイページ」よりお申し込みください。
(日本語による講演です)

日時

2015年01月27日 (火)  19:15~20:45
終了しています

内容

【概要】
9年目を迎えた「カーティス教授の政治シリーズ」。
2014年度の3回目のテーマは「これからの安倍政権の課題」です。

3年目を迎えた安倍政権。
12/14に実施された衆議院議員選挙では、自民党と連立を組む公明党で、参院で否決された法案を再可決できる衆院の3分の2(317議席)超を維持しました。しかし、民主党から政権を奪回した2年前の選挙の投票率(戦後最低)よりも低いことや、沖縄の全選挙区で議席を確保できなかった等は、課題も多いことのあらわれではないでしょうか。
国内では、増税、デフレ、地方創生など経済的課題を多く抱えています。また外交では、集団的自衛権を認めた安全保障政策、日中・日韓の関係改善などが課題としてあげられます。

今回は、カーティス教授に「2015年の安倍外交」の課題を中心に語っていただくとともに、中長期的視点から、そして世界からみた日本の政治の歩むべき道について考えたいと思います。
カーティス教授のお話をお楽しみに!


【ジェラルド・カーティス プロフィール】
1940年ニューヨーク生まれ。1962年ニュー・メキシコ大学卒業。1964年コロンビア大学修士課程終了。1969年同大学博士号取得、1968年からコロンビア大学で教鞭をとり、現在コロンビア大学政治学教授、早稲田大学客員教授。1973年から91年まで、コロンビア大学東アジア研究所長を12年間務める。慶応大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学など客員教授を歴任。中日・東京新聞の客員及びコラムニストのほか、新聞、テレビなど内外のマスコミで活躍。三極委員会委員、米外交評会委員、米日財団理事。大正正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、国際交流基金賞、旭日重光賞を受賞。主な著書に『代議士の誕生』、『日本型政治の本質』、『日本政治をどう見るか』、『永田町政治の興亡』『政治と秋刀魚』など。

参考図書

政治と秋刀魚—日本と暮らして四五年

カーティス,ジェラルド
日経BP社

代議士の誕生

ジェラルド・カ−ティス,山岡清二
日経BP社