HIP school インタビュー

受講者インタビュー 柳 志明さん

「“楽しい”がある明日を創る」このビジョン達成に向けて、積極的に行動していきたい。

柳 志明さん

HIP school を受講しようと思ったきっかけは?

前職を辞めて、当時は転職しようとしていたのですが、その期間にロンドンにある友人の会社を手伝っていました。作業は六本木ヒルズライブラリーで行っていて、そんな時にHIP schoolのポスターが目に留まりました。将来は自分で事業をやりたい、と思っていたので、これはちょうど良いと思い、応募しました。

起業前のお仕事は何をされていましたか?

J.P.モルガンという米系金融機関東京支社の投資銀行部に6年ほどいました。主な業務は国内外のお客様に対してM&Aや資金調達に関する提案から実際の案件の執行までをサポートすることです。特に私が担当していたのは電機メーカーや電子部品メーカーなど、いわゆるテック系企業でした。

HIP school を受講してみていかがでしたか?

私がこのHIP schoolで一番良かったと思ったのは、色々なバックグラウンド方とお話できたことです。一つの仕事をやっていると、周りに同じような考えや思考をする人が集まりがちです。私もそうでした。しかし、実際には、世の中広くて、いろんな人がいるんです。すごく当たり前ですが、日々仕事をやっているとそれを忘れてしまいがちです。HIP schoolは本当にみんなバラバラのバックグラウンドで、それがとても刺激になりました。実際に、私の場合は今まで全く仕事上接点のなかったデザイナーさんと意気投合して、弊社のホームページ制作もサポートしていただいたりしました。
HIP schoolはそんな人生にとってとても大事なことを感じるきっかけを与えてくれた場所です。

起業に至った経緯を教えて下さい。

HIP schoolに通っている間に、転職をやめて、起業に舵を切りました。HIP schoolのメンバーには相談に乗ってもらいましたが、とにかく意外とみんな徒手空拳でやってるなと思ったんです。特に事業プランも固まっていなかったのですが、まあやってみるか、子曰く30にして立つ、だしな(笑)、そんなノリですね。
起業というとなんだか劇的に書かれがちな気がするんですが、そんなに大袈裟なことはないと思うんです。自分の生きているこの世界をもっと良くしたい、それを自分で作ってみたい、ということでしょうか。ですので、私にとって起業はとても自然な行動でしたね。

実際に起業されてみていかがですか?

大変だったことは色々ありますよ。やはりゼロからのスタートですから、何もかもないですし、私の場合事業プランもなかったので(笑)。
特に事業プランがない中で会社を作ってしまったため、事業プランを決めるのが一番大変でした。結論として、事業プランを決める上で最も重要なことは自分を多角的に見つめ直すことだと思っています。事業を運営する上では、その事業を愛せるか、自分の性格と合うか、がとても大事になります。私の場合は、当初から首尾一貫して、既存の金融が嫌いだったんです(笑)。これだけはもうやりたくないよと思っていました。ですので、現在は金融×IT、いわゆるフィンテックでユーザー視点の新しい金融を実現することを目指しているんです。
これは一例で、起業して自分の人生やそれに協力してくれる皆さんの人生をお預かりする以上は、相応の困難を伴います。常に裸の自分との悪戦苦闘の日々です。ですから、どんなに辛くてもサポートしてくれる周りの存在はとても大切で、日々感謝の気持ちでいっぱいです。起業は、これぞ人生、と言える最低で最高の人生体験ですよ(笑)。

今後の目標を教えてください。

まずは一にも二にも事業の立ち上げです。現在準備していますが、まだ世にプロダクトを送り出せずにいます。まずはそこからでしょう。
あとは、自分が楽しく人生を過ごすこと、他人の楽しい人生に貢献すること、という事を長期的にはやっていきたいです。「”楽しい”がある明日を創る」というのが弊社のコーポレートビジョンでして、このビジョン達成に向けて、積極的に行動していきたいと思っています。

HIP school の受講を検討されている方へメッセージをお願いします。

いろいろな経験をすることが人生にとってとても大切だと思っています。故スティーブ・ジョブズ氏も「connecting the dots」と言っています。私自身も、一つ一つの経験をしっかりと取り組むことが将来線になるという感覚を最近持ち始めました。きっとHIP schoolも将来の線となるかけがえのない経験となると思います。

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