HIP school インタビュー



新しいビジネス戦略を考える立場になったことをきっかけに、HIP school に参加された齋藤さん。このプログラムを通し「収穫が2つあった」とお話いただきました。


HIP school を受講しようと思ったきっかけは?

2016年5月に部長に昇格し、責任領域が拡張しました。比較的自分にとって不慣れなビジネス領域で、新たなビジネス戦略を考えなければならない立場になり、その成功の為には、一度自分の“殻”を破る必要性を感じたためです。

現在のお仕事内容を教えて下さい。

日本アニメと海外ドラマのBSCS放送事業で、視聴料収入以外の領域でのマネタイズと、新規ビジネス開発をしています。

HIP school を受講してみていかがでしたか?

特に良かったのは、予想していたよりもグループワークが多かったことです。グループワークでは日頃の業務では絶対に会えない、自分とは異なるバックグランドをもち、年齢も異なる方々と、フラットな立場でディスカッションをしましたが、これは実は非常に貴重な機会だと思いましたし、良い経験になりました。

座学でのビジネスフレームワークのおさらいも、すぐに自分の日頃の業務に反映できるのがよかったです。

HIP school 受講後、変化はありましたか?

収穫は2つあって、1つ目は、自分の強みや個性を再認識できたことです。
社内では部長という立場もあり、普段の業務としてチームの戦略をたてて指示をする、という業務を行っているわけですが、それが上司部下の立場で成立しているのか、そもそもそのような業務が向いているのか、わからなくなっていました。
HIPのフラットな人間関係の中でも、社内と同じ役割を求められたとき、自分の強みと個性を再認識できました。

2つ目は、新規のメディア事業(WEB)を立ち上げられたことです。
日本全国の海外ドラマが好きな女性をターゲットした情報サイト:海外ドラマBOARDが、社内他部署が主導で2016年1月にローンチしていたのですが、そのサイトのマネタイズを前提としたメディア事業化を、HIP受講直後の2016年10月から部内プロジェクトチームを早速組成し、2017年春からの本格稼働を前提に戦略的に準備を進め、予定通り3月から本格的な商品化とセールスをスタートさせています。

HIP受講前は、この新しい事業をどうしたらよいのか自信を持った解を持てていませんでしたが、HIPでのワークショップで課題に取り組む中でヒントを得て、具体的にイメージして進めることが出来ました。

今後の目標や、取り組みたいことは?

40代前半は、社内のリソースや強みを活かした新規事業の立ち上げ、軌道に載せることを積極的に行いたいですね。会社員の特権は、会社のお金でトライ&エラーができることだと思っています。失敗も含めて、とにかく色んなことに挑戦したいです。
その延長線上に、自分自身のビジネスを立ち上げるということも視野に入れていきます。

HIP school 受講を検討されている方へメッセージをお願いします。

自分もそうでしたが、キャリアを積めば積むほどに、とかく同じビジネス的背景や職種の人たちとのコミュニケーションに終始しがちです。何か自分の“殻”を破りたい時には、自分の業種や会社と全く異なる、でもビジネス的な野心を持っている方々と接することで、自分でも思いがけない“スパーク=火花”が産まれるかもしれません。そんな期待を持ってHIPに参加されるのも、もしかしたら良いのかもしれませんね。


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