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ピープル

樋口清司(ひぐち・きよし)

前JAXA副理事長

プロフィール

樋口清司

1946年生まれ。
名古屋大学理学部数学科卒、マサチューセッツ工科大学修士課程修了。科学技術庁宇宙開発推進本部を経て、1969年10月宇宙開発事業団発足とともに移籍。同事業団にて小型ロケットの開発、H-1ロケットの概念設計、宇宙ステーション計画、研究開発計画、経営企画などを担当する。2003年10月宇宙航空研究開発機構(JAXA)発足時経営企画担当理事に就任、有人宇宙システム株式会社副社長を経て、2010年4月から2014年3月まで副理事長、2015年4月より宇宙航空研究開発機構技術参与。2012年10月より2016年9月まで国際宇宙航行連盟会長を務める。


関連講座

2016年11月

これからのライフスタイルを考える
第8回「なぜ、人は宇宙をめざすのか? ~宇宙の人間学/“宇宙の視座”を獲得した人類~」
講座開催日:2016年11月09日 (水)

清水順一郎(「宇宙の人間学」研究会事務局/代表)×的川泰宣(JAXA名誉教授)×高柳雄一(多摩六都科学館館長)×樋口清司(前JAXA副理事長)
人はどうして宇宙に憧れるのか? そして、テクノロジーの進化により「宇宙ステーション」という視座を得ました。また、太陽系以外の存在が明らかになるにつれ、地球外生命の存在や、他星での居住可能性などが議論されるようになってきています。
研究や技術が進化し、ユニバース(単一宇宙)からマルチバース(複合宇宙)という新たな視座が生まれたことがその理由です。
地球ではない場所で人や動植物のような生命体が存在するとしたら、果たしてそもそも「生命」とはどういう定義になるのでしょうか?地球という有限な惑星に生きる私たちは、これからどのように多様化し、社会生活を営んでいくのでしょうか?人間らしさはどのように変容していくのでしょうか?


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