石倉洋子のグローバル・ゼミ
グローバル・アジェンダ・シリーズ
2人の起業家に学ぶブレークスルーを生み出す力
~既存の枠組みから飛び出し、たどり着いた地球貢献のかたち~
グローバル・アジェンダ
政治・経済・国際
キャリア・人
ビジネススキル
日時
2013年03月07日
(木)
19:00~21:00

内容
これまで長い間、途上国支援といえば「国連」の活動や政府による開発援助(ODA)に関わることが代表的な枠組みでした。
しかし、最近では非営利組織の多様化とともに途上国支援の現場も変化しており、ボランティアに限らず、あらゆる個人による支援の方法が出てきました。
マイクロファイナンスを通じて途上国の特定の起業家に出資したり、「エシカル消費」を通じて社会貢献をするなど、大規模な金額ではなくても気軽に個人が賛同するものを通じて支援が可能になってきたのです。
今回のセミナーでは、過去に伝統的な途上国支援の現場に携わり、そこからブレークスルーを生み出した2人の若き起業家にゲストとしてお越しいただきます。
一人目のゲストは、米国NPOコペルニクの共同創設者兼CEOである中村俊裕氏。
中村氏は10年にわたり、国連スタッフとして途上国支援の現場に携わってきましたが、2009年にNPOコペルニクを設立しました。
コペルニクは途上国の最貧層の人たちの生活を改善するため、現地のニーズに合ったテクノロジーを届けることをミッションとしています。ソーラーライトや、浄水器、太陽光で再充電できる補聴器など、誰でも簡単に利用できるシンプル、かつ、低価格なものを届けることで、家庭レベルでの生活の向上を支援しています。
二人目のゲストは、株式会社Piece to Peace代表の大澤亮氏です。
大澤氏は三菱商事においてアフリカ・タンザニアのODA関連事業に携わり、その後、幾度かの起業、転職を経て、2009年にファッションを通じた地球貢献を促すために同社を設立しました。
アメリカのエシカル・ブランドである「FEED」(フィード)のバッグや、OmniPeace(オムニピース)の衣服などを取扱い、売上を途上国の子どもたちの食料や学校設立のために寄付をするというスキームを採用しています。
それぞれ国連、そしてODA事業に直接携わった経験から、既存の途上国支援の枠組みの限界を感じ、新たな支援のかたちを模索してこられたお二人。
国連やODAでできないことを、どのように中村氏と大澤氏は解決しようとしてきたのか?既存の方法に疑問を持ち、そこからどのようにブレークスルーを生み出したのか?
世界規模の課題である途上国の貧困問題に取り組む中村氏と大澤氏の現在のビジネスモデルと課題、そして今後の展開とは?
慶應義塾大学大学院教授の石倉洋子氏のモデレートの下、BOPビジネスに熱い視線を送る日本企業との関係や、グローバル人材育成、巨大な市場を抱えるファッション大国の日本ができること等にも触れながら、2人のスピーカーを通じて既存の枠組みを超えて活動するために必要な力について考えます。
しかし、最近では非営利組織の多様化とともに途上国支援の現場も変化しており、ボランティアに限らず、あらゆる個人による支援の方法が出てきました。
マイクロファイナンスを通じて途上国の特定の起業家に出資したり、「エシカル消費」を通じて社会貢献をするなど、大規模な金額ではなくても気軽に個人が賛同するものを通じて支援が可能になってきたのです。
今回のセミナーでは、過去に伝統的な途上国支援の現場に携わり、そこからブレークスルーを生み出した2人の若き起業家にゲストとしてお越しいただきます。
一人目のゲストは、米国NPOコペルニクの共同創設者兼CEOである中村俊裕氏。
中村氏は10年にわたり、国連スタッフとして途上国支援の現場に携わってきましたが、2009年にNPOコペルニクを設立しました。
コペルニクは途上国の最貧層の人たちの生活を改善するため、現地のニーズに合ったテクノロジーを届けることをミッションとしています。ソーラーライトや、浄水器、太陽光で再充電できる補聴器など、誰でも簡単に利用できるシンプル、かつ、低価格なものを届けることで、家庭レベルでの生活の向上を支援しています。
二人目のゲストは、株式会社Piece to Peace代表の大澤亮氏です。
大澤氏は三菱商事においてアフリカ・タンザニアのODA関連事業に携わり、その後、幾度かの起業、転職を経て、2009年にファッションを通じた地球貢献を促すために同社を設立しました。
アメリカのエシカル・ブランドである「FEED」(フィード)のバッグや、OmniPeace(オムニピース)の衣服などを取扱い、売上を途上国の子どもたちの食料や学校設立のために寄付をするというスキームを採用しています。
それぞれ国連、そしてODA事業に直接携わった経験から、既存の途上国支援の枠組みの限界を感じ、新たな支援のかたちを模索してこられたお二人。
国連やODAでできないことを、どのように中村氏と大澤氏は解決しようとしてきたのか?既存の方法に疑問を持ち、そこからどのようにブレークスルーを生み出したのか?
世界規模の課題である途上国の貧困問題に取り組む中村氏と大澤氏の現在のビジネスモデルと課題、そして今後の展開とは?
慶應義塾大学大学院教授の石倉洋子氏のモデレートの下、BOPビジネスに熱い視線を送る日本企業との関係や、グローバル人材育成、巨大な市場を抱えるファッション大国の日本ができること等にも触れながら、2人のスピーカーを通じて既存の枠組みを超えて活動するために必要な力について考えます。
オピニオン
個人の想いとつながりから始まる21世紀の地球貢献
2013年06月03日 (月)
「地球貢献」。それは従来、国連やODA(政府開発援助)の範疇のものと考えられていました。しかし最近では、NGOやNPOだけでなく、エシカルアイテムの購入や、クラウドファンディングなど、個人でも貢献できるようなユニークな仕組みが次々と生まれています。今回は、国連、ODA事業に直接的に関わった経験から、...- 第9章 ソーシャルビジネスの実際2013年06月21日 (金)
- 第8章 思いを語り続けることが広がりとつながりを生む2013年06月19日 (水)
- 第7章 起業に求められるものとは? —パネルディスカッション—2013年06月17日 (月)
講師紹介



講座趣旨
グローバル・アジェンダ・シリーズとは
いま、日本では世界規模で活躍できる人材の育成がどの企業にとっても共通課題として浮上しています。そのような時代の要請を受けて、アカデミーヒルズが開講しているグローバル人材育成プログラム「グローバル・アジェンダ・ゼミナール(GAS)」。GASのプロジェクトの一環として、世界の問題やグローバル人材に関わるテーマで広く一般のビジネスパーソン向けに開催しているセミナーシリーズです。
本セミナーはどなたでもご参加いただけます。
GASは2013年6月に6ヶ月間のプログラムとして開講予定です。これまでの活動レポート、今後のプログラムなどの詳細はこちらをご覧ください。
開催実績

Kathy Matsui(キャシー・松井) (ゴールドマン・サックス証券株式会社 マネージング・ディレクター チーフ日本株ストラテジスト、グローバルマクロ調査部アジア共同ヘッド)
石倉洋子 (一橋大学名誉教授)
開催日 : 2014/03/19 (水)
石倉洋子 (一橋大学名誉教授)
開催日 : 2014/03/19 (水)


募集要項
日時 |
2013年03月07日
(木)
19:00~21:00 |
---|---|
受講料 |
5,000円 |
定員 | 150名
※定員になり次第締切ります。 |
主催 |
|
会場 | アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込期日:2013年3月7日(木)15:00まで
※定員になり次第締切り
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
- 電話番号 :
- 03-6406-6200
- サイトURL :
- お問合せ
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