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異色の大ヒットビジネス書『もしドラ』はこうして生まれた

~仕掛け人が語るミリオンセラーへの軌跡と売れる企画の法則~

BIZセミナー マーケティング・PR コンテンツビジネス

日時

2010年11月16日 (火)  19:00〜21:00
終了しています

内容

昨年12月に発売されて以降、150万部を突破し、異例のヒットとなったビジネス小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』。

ドラッカーの「マネジメント」を多くの人に読んでもらいたいという一編集者の思いから始まった企画は、女子高生とドラッカーという異色の組み合わせが反響を呼び、出版元であるダイヤモンド社にとって創業97年にして初のミリオンセラーという快挙をもたらしました。

今では『もしドラ』という愛称で親しまれ、もはや社会現象を巻き起こしているといっても過言ではない本書ですが、電子書籍版のヒット、中国語や英語の翻訳版の企画、そして最近ではNHKでのアニメ化が決まるなど新しい話題が尽きません。

今回は中央大学大学院ビジネススクールの田中洋教授によるモデレートの下、『もしドラ』の担当編集者であり、さまざまな販促プランニングにも携わったダイヤモンド社の加藤貞顕氏をお招きして、独自の「眼」で「企画の芽」を見つける方法から、Twitterを活用した新たなプロモーションの工夫、そして電子書籍版ヒットの裏側と今後の戦略までをお話いただきます。

加藤氏はこれまで『スタバではグランデを買え!』、『投資信託にだまされるな!』、『英語耳』、『マイ・ドリーム』など数多くのヒット書籍を担当されていますが、そのほとんどが加藤氏の企画から始まったものでした。

『もしドラ』も加藤氏が著者である岩崎夏海氏のブログを読み、書籍にできるとコンタクトをしたことがきっかけで始まりました。そこには加藤氏独自の企画を考える上でのマーケティングの法則と哲学があるといいます。

本講座では、異例のヒットとなった『もしドラ』のミリオンセラーへの軌跡と、中国版や英語版を含めた本書に関して加藤氏が仕掛ける今後のマーケティング戦略についてお話を伺います。また、加藤氏が考える「売れる企画の条件」と電子書籍元年と言われる中での今後の出版社の役割についてお聞きします。


参考図書

もし高校野球の女子マネ−ジャ−がドラッカ−の『マネジメント』

岩崎夏海
ダイヤモンド社

オピニオン

講師紹介

ゲスト講師
加藤貞顕 (かとう・さだあき)
note株式会社 代表取締役 CEO

アスキー、ダイヤモンド社に編集者として勤務。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海)、『ゼロ』(堀江貴文)、『マチネの終わりに』(平野啓一郎)など話題作を多数手がける。2012年、コンテンツ配信サイト cakes(ケイクス)をリリース。2014年、メディアプラットフォーム note(ノート)をリリース。
  note
  加藤貞顕 ツイッター

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講師
田中洋 (たなか・ひろし)
中央大学大学院ビジネススクール 教授

中央大学ビジネススクール(大学院戦略経営研究科)教授。
1951年名古屋市生まれ。京都大学博士(経済学)。日本マーケティング学会会長(2019年3月末まで)。経営学・マーケティング論・ブランド論専攻。(株)電通でマーケティングディレクターとして21年間実務を経験。その後、法政大学経営学部教授、コロンビア大学客員研究員などを経て、2008年より現職。社会人のためのビジネススクールでマーケティングとブランドの教鞭を執る。ソウルドアウト株式会社(東証マザーズ上場)社外取締役。
著書『ブランド戦略論』(2017、有斐閣)にて、日本マーケティング学会「マーケティング本大賞2018」「大賞」、日本広告学会「2018年・日本広告学会賞」(4回目)、「中央大学学術研究奨励賞」(2回目)の3つを受賞。ほかに日本マーケティング学会ベストペーパー賞、白川忍賞などの受賞歴がある。
電通時代に、ネスレ、アメリカンエクスプレス、ユニリーバ、フィリップモリス、IBM、スミスクラインビーチャムなどのグローバル企業のマーケティング業務を担当した。大学に移って以降、以下の企業への社員研修・講演・戦略アドバイスを行っている。GE、マイクロソフト、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、メルセデスベンツ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、資生堂、味の素、キリン、アサヒビール、日清食品、ソニー、日立製作所、パナソニック、ニコン、日本銀行、みずほフィナンシャルグループ, みずほ総合研究所, UFJ銀行, 住友銀行, 東京三菱銀行、野村證券, 野村総合研究所など。

【著書】『ブランド戦略論』(有斐閣、2017)、『ネットビジネス・ケースブック』(共著、2017)、『現代広告論』(共著、2017)『消費者行動論』(2015)、『マーケティングキーワードベスト50』(2014)、『ブランド戦略全書』(編著、2014)、『ブランド戦略・ケースブック』(編著、2012)、『マーケティング・リサーチ入門』(共著、2010)、『消費者行動論体系』(2008)、『企業を高めるブランド戦略』(2002)など、20冊の著作と80の論文がある。その著作のいくつかは中国語、韓国語に翻訳されている。


  https://www.facebook.com/hiroshi.tanaka1

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募集要項

日時 2010年11月16日 (火)  19:00〜21:00
受講料 5,000円
定員 120名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ40(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー40階)

※会場を40階に変更しました。ご注意下さいませ。

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
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