セミナー・イベント

科学技術社会学(STS)ワークショップ
「テクノロジーの未来を考える」

一般ライブラリーメンバー

日時

2022年12月14日 (水)  19:00~21:00

リアル開催

終了しています

内容

みなさんは、科学技術社会学(STS)の分野をご存じですか?

科学技術社会学(Science and Technology Studies、STS)は、ダイナミックに変化する科学技術と社会の関係を、総合的な社会科学の視点から分析する注目の新領域の学問です。
本ワークショップでは、無料公開中の<導入編>講義動画をご視聴頂いた方を対象に、テクノロジーのインフラ喪失と再構築をSTSの視点からさらに深堀りします。

スピーカーに東京大学大学院情報学環教授の福島真人さん、気鋭の若手SF作家・津久井五月さんを迎え、モデレーター南條史生さんと参加者の皆さんも交えて議論します。

※本ワークショップは、前半が登壇者トーク、後半がワークショップの予定です。

定員:20名

「科学技術社会学(STS)事始め」<導入編>動画 
経済学、文化人類学、政治学、そしてアートの領域にまでさかのぼって科学技術の潮流を考える「科学技術社会学」について、本ワークショップのスピーカーである福島真人さんに教えてもらいました!
講義は3つの動画に分かれています。①は必ず<受講前>に、ご視聴ください。

▼YouTube  ①現代社会を理解するために

②テクノロジーの二つのモード
 
③科学と技術との付き合い方
 
※Podcast(音声のみ)

https://anchor.fm/academyhills/episodes/50-e1o3cds

※お申込完了時に送付される「申込確認メール」内にも「<導入編>動画」視聴用URLの記載がございます。ワークショップ前にご視聴の上、ご参加ください。

講師紹介

ゲストスピーカー
福島真人 (ふくしま・まさと)
東京大学大学院 情報学環 教授

1958年東京生まれ。東京大学大学院・情報学環教授。専門は科学技術社会学(STS)。東南アジアの政治・宗教に関する人類学的調査の後、現代的制度(医療、原子力等)の認知、組織を研究する。現在は科学技術の現場と社会の関係(政治、経済、現代アート等)を研究。東京大学大学院社会学研究科(文化人類学専攻)卒。東京大学東洋文化研究所助手、国際大学助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授をへて、2021年より現職。ロンドン大学政治経済院(LSE)客員研究員(1990-92)、パリ高等鉱山学院イノベーション社会学センター(CSI) 客員研究員(2003)。著編書に、『身体の構築学—社会的学習過程としての身体技法』ひつじ書房、1995年)『暗黙知の解剖—認知と社会のインターフェイス』(金子書房、2001年) 『ジャワの宗教と社会—スハルト体制下インドネシアの民族誌的メモワール』(ひつじ書房、2002年) 『学習の生態学—実験、リスク、高信頼性』(東京大学出版会、2010年/ちくま学術文庫 2022年)『真理の工場-科学技術の社会的研究』(東京大学出版会、2017) 『予測がつくる社会』(東京大学出版会、2019年)『科学技術社会学(STS)ワードマップ』(新曜社、2022年)。科学技術社会学および現代アート論/映画論に関する英語論文多数。オンラインジャーナル ModernTimes TVに、関連するエッセー連載中 https://www.moderntimes.tv/contributors/Masato-Fukushima/

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ゲストスピーカー
津久井五月 (つくい・いつき)
作家

1992年生まれ。栃木県那須町出身。 2017年「天使と重力」で第4回日経「星新一賞」学生部門準グランプリ。同年、公益財団法人クマ財団の支援クリエイター第1期生。同年『コルヌトピア』で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞。2021年「フォーブスが選ぶ30歳未満の30人」(日本版)選出。変格ミステリ作家クラブ会員。日本SF作家クラブ会員。

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モデレーター
南條史生 (なんじょう・ふみお)
森美術館特別顧問

1949年東京生まれ。森美術館特別顧問。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て 2002年より森美術館副館長、2006年11月より2019年12月末まで森美術館館長。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び 台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭総合ディレクター(2016)、ホノルル・ビエンナーレ キュラトリアルディレクター(2017)等を歴任。慶應義塾大学非常勤講師。 近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」 (美術年鑑社、2010)、「アートを生きる」(角川書店、2012)がある。

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募集要項

日時 2022年12月14日 (水)  19:00~21:00

リアル開催

受講料 一般3,300円(税込)

※アカデミーヒルズライブラリーメンバー:無料
プロモーションコードを入れてお申込ください。

◆プロモーションコード確認方法
・会員制ライブラリー「マイページ」ログイン→「セミナー・イベント」
・ヒルズアプリ「ahマーク」→「メンバーズ・スクエア」→「セミナー・イベント」
※セミナー開催時にライブラリーメンバーの方が対象です。


受講対象者 ライブラリーメンバー、一般

定員 20名

注意事項

・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。
・お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
・イベント前半の講義パートを後日Youtube配信する予定です。

会場 六本木ヒルズライブラリー

※お申込期日:12月14日(水)17:00まで


未来自分会議<キャリア×時間>
六本木アートカレッジ