六本木ヒルズライブラリー

「資本主義」から「志本主義」へ
~From "Capitalism" to "Purposism"~

HBS Club of Japan Speaker Series on Sustainability

ライブラリーメンバー一般

日時

2021年10月11日 (月)  20:00~21:00

※使用言語:英語(同時通訳は入りません)

終了しています

内容

世界最高峰のMBAと評されるハーバード・ビジネススクール(HBS)。 あらゆる分野で活躍されている2,000人以上の会員を擁するアジア最大の同窓会組織である同スクールの日本同窓会「HBS Club of Japan」とアカデミーヒルズがコラボレーションし、いまHBSでも研究が進んでいる「サステナビリティ(持続可能性)」をテーマにイベントを開催いたします。

今回はHBS卒業生で現在、一橋大学ビジネススクールで教壇に立つ名和高司氏をお迎えし、いま注目される「パーパス経営」についてお話いただきます。

名和氏は今年4月に書籍『パーパス経営~30年先の視点から現在を捉える』を出版し、企業へのパーパス経営の実装活動を行っています。

「パーパス」とは、「自分は何のために存在するのか」、「他者にとって価値のあることをする」という信念を意味します。組織や企業の存在意義を問い直すマネジメント用語として、企業経営者にも注目されています。

しかし、この考え方は、日本にとって全く新しいものではありません。成功している日本企業は昔から「志」といった言葉で「パーパス」を強く持ち、変化するビジネス環境に合わせてピボットしてきた、と名和氏は言います。

この「志」と「ピボット」のバランスを見事に取ることが、企業にレジリエンスと継続して成長する力を与え、コロナ後の経営にも必要とされるでしょう。

世界で注目を集める「パーパス経営」を、日本企業のマネジメント力でリードすることができると名和氏は考えています。

日本を代表する企業のアドバイザーを長く務めてきた名和氏が、トヨタ、ソニー、京セラ、ファーストリテイリングなどの成功する日本企業の事例を紹介しながら、「志」に基づく「パーパス経営」について詳しく解説します。
 

※本イベントはHBS Club of Japan主催で、日本並びにアジアの同窓生向けのプログラムを特別に一般公開するものです。
※本イベントの申込先は主催者であるHBS Club of Japanとなり、HBS Club of Japanのウェビナーに直接ご登録いただくことになります。

 

お申込フォーム

 ※HBS Club of Japanのウェビナー登録からのお申込となります
※Harvard Affiliationの欄は"Academyhills Related" をご選択ください


講師紹介

スピーカー
名和高司 (なわ・たかし)
一橋大学ビジネススクール国際企業戦略専攻客員教授

マッキンゼー・アンド・カンパニーのダイレクターとして20年近くアジア太平洋地域の製造業、通信、テクノロジーセクターの経営改革に従事。現在はファーストリテーリング、味の素、SOMPOホールディングス等の社外取締役を務める。日本において企業ミッション・パーパスと経済成長の両立を目指す経営CSV(Creating Shared Value)を拡げる第一人者として、CSVフォーラムを主催。
主な著書として、「パーパス経営:30年先の視点から現在を捉える」、「CSV経営戦略」、「経営改革大全」等。

Professor Nawa worked at McKinsey & Company for two decades as a Director of the firm and serviced the manufacturing sector as Practice Leader for the Asia-Pacific Region, and the telecom, media, and high-tech sectors as Practice Leader of the Japan office.

Currently serves some listed companies (incl., Fast Retailing, Ajinomoto, SOMPO Holdings) as a board director and is a senior advisor and consultant to a number of global companies (incl., Accenture, Interbrand)

Organizing the CSV(creating shared value) Forum, which brings together representatives of nearly 30 major Japanese companies to develop a next-generation CSV model from Japan for global markets.

Published various books and articles, including, “Purposism”. “Inamori & Nagamori, Kyoto-based Purpose Management”, “J-CSV”, “Transformation Management”, “Familiarity Advantage”.

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募集要項

日時 2021年10月11日 (月)  20:00~21:00

※使用言語:英語(同時通訳は入りません)

受講料 無料
受講対象者 一般 ライブラリーメンバー

注意事項

※視聴方法について
本イベントは、Zoomウェビナーによるオンラインセミナーです。

・ご視聴時、他の参加者から顔と名前は見えません。
・PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。
・下記に接続し、事前に視聴環境の確認をお勧めしております。

これまでZoomにアクセスしたことのない方は、事前に以下Zoomの接続サイトをご活用ください。
zoom.us/test

※ウェビナーの視聴リンクはご登録のメールアドレスにZoomから届く申込完了メールに記載がございます。個別に発行されるリンクのため、ご自身での管理をお願いします。

※開催日の前日に送られる予定のリマインドメールにもウェビナーの視聴リンクのご案内がございます。

主催
  • HBS Club of Japan(HBS日本同窓会)
協力
  • アカデミーヒルズ

※お申込期日:10月11日(月)20:00 まで