六本木アートカレッジ

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言葉のリズム、本の呼吸

日時

2013年04月29日 (月)  13:00~14:00 (開場 12:00)
終了しています

内容

1997年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビューして以来、社会問題、象徴的な事件を題材にした青春小説、恋愛小説など、幅広い作品を生み出してきた石田衣良氏。今の空気を掴み、疾走感ある表現は、多くの読者を虜にしています。
石田氏は、情報が氾濫し、混沌とした現実世界を、小説家としてどのように見つめ、表現しているのでしょうか。ブックディレクターの幅允孝氏をモデレーターに、石田氏の小説を生み出すスタイルや、選ぶことばのリズムやトーンなど、書くうえでのこだわりに迫ります。
さらに、本と人はこの先どのように関わっていくと愉しくなるのか、小説のあり方や、多様なメディア表現について、書き手と読み手の視点から語っていただきます。


講師紹介

スピーカー
石田衣良 (いしだ・いら)
小説家

1960年、東京都生まれ。
‘84年成蹊大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。‘97年「池袋ウエストゲートパーク」で、第36回オール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。‘03年「4TEENフォーティーン」で第129回直木賞受賞。‘06年「眠れぬ真珠」で第13回島清恋愛文学賞受賞。
「アキハバラ@DEEP」「美丘」など著書多数。最新刊「マタニティ・グレイ」(角川書店)

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モデレーター
幅允孝 (はば・よしたか)
BACH(バッハ)代表 / ブックディレクター

人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、動物園、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。最近の仕事として札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン、サンパウロ、ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。2020年7月に開館した安藤忠雄建築の「こども本の森 中之島」ではクリエイティブ・ディレクションを担当。近年は本をリソースにした企画・編集の仕事も多く手掛ける。早稲田大学文化構想学部、愛知県立芸術大学デザイン学部非常勤講師。
Instagram: @yoshitaka_haba
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