アカデミーヒルズスクール
イベント

東京大学EMP協力セミナー
時代が求める人間像

~知の構造化と課題設定能力~

教養 キャリア・人

日時

2010年11月15日 (月)  19:30~21:00

※開始時刻が通常と異なり19:30です。ご注意下さい。

終了しています

内容

今日、グローバリズムの本質ともいうべき世界の相互連鎖がかつてないペースで進行しています。それに伴って、政治・経済・技術・文化等、社会のあらゆる側面で複雑度が飛躍的に高まっています。同時に、世界が冷戦時代の二極構造、ベルリンの壁崩壊後の一極構造を経て、今、多極構造に移行するという大きな変革期を迎えています。

そのような時代において、1億人強程度の人口規模でしかない日本経済圏では、他の巨大経済圏と比べて、あらゆる部分で競争力の低下が否めない時代がすでに始まっています。もはや「世界第二の経済大国」という過去のものになりかかった幻想のもとに日本国内に安閑としていることは、国際的な日本の地位と役割の恒常的な低下を意味しています。

しかし、このような状況は、企業、政府機関、非営利団体等のすべての組織にとって新たな発展の好機としても捉えることができます。この好機を活かすためには、これまで培ってきたレベルの能力では不十分であり、専門的な知識のみならず「構造化」されたさまざまな分野における先端的知識に加えて、「本質を捉える知」「他者を感じる力」「先頭に立つ勇気」など高い総合能力を持った人間であることが必要です。
前例がなく大きな変革期に突入する今、それらの総合能力を持ち、さらに従来のように問題を解決していくだけではなく、自ら課題を形成し解決していく「課題設定能力」をもつ人間、このような人間が育つ「場」を創り出すことこそが、日本の高等教育機関にとって最重要課題の一つであるのです。

以上のような状況を踏まえ、東京大学は『世界を担う知の拠点』として東京大学が持つさまざまな分野における最先端の知識を自らのものとし、さらに、深い智慧や教養と実際的で柔軟な実行力を併せ持つ、高い総合能力を備えた人間を育成を目的とした、社会人向けの「東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム」(東大EMP)を2008年に開設しています。


今回は、東京大学前総長でありこの東大EMPのチェアマンでもある小宮山宏氏に、大きな変革期を向え、これまでの延長線上に解の得られない時代に求められるリーダー・人間像についてお話頂きます。

※講座後半は同じく東大EMP設立運営に携わる、東大総長室顧問 山田興一氏、社会システムデザイナーであり東大EMP企画推進責任者でもある横山禎徳氏による鼎談があります。

オピニオン

講師紹介

講師
小宮山宏 (こみやま・ひろし)
東京大学 前総長、総長顧問、EMP チェアマン
株式会社三菱総合研究所 理事長

東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修士課程・博士課程修了。工学博士。(1973年~74年、カリフォルニア大学(デービス)ポスト・ドクトラル・フェロー)

東京大学工学部助手、講師、助教授、教授、同大学院工学系研究科長・工学部長、2003年同大学副学長を経て、2005年4月から2009年3月まで東京大学総長。2009年4月より現職。
専門は、化学システム工学、機能性材料工学、地球環境工学、CVD反応工学、知識の構造化など。CVDによる薄膜・超微粒子形成プロセス、地球温暖化問題対策技術などを研究している。また、東京大学総長就任以来、「東京大学アクション・プラン」を公表して改革を推進し、現代のリベラルアーツの構築、学術統合化などを進めてきた。

主な著書に、『「課題先進国」日本』(中央公論新社)、『東大のこと、教えます』(プレジデント社)、『知識の構造化』(オープンナレッジ)、『太陽光発電工学』(共著、日経BP社)、『地球持続の技術』(岩波新書)、『入門熱力学』(培風館)、『反応工学』(培風館)、『地球温暖化問題に答える』(東京大学出版会)、『速度論』(朝倉書店)など、他論文多数。化学工学会会長、政府の教育再生会議委員、日本学術振興会21世紀COE プログラム委員会委員などを歴任。2007年、国立大学協会会長に就任。化学工学会学会賞を受賞(2002年)。

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講師
山田興一 (やまだ・こういち)
東京大学 総長室顧問 EMPコ・チェアマン

横浜国立大学工学部卒業。工学博士(東京大学)。
住友化学主席研究員、東京大学工学部客員教授、東京大学大学院工学系研究科教授、信州大学繊維学部教授、地球環境産業技術研究機構理事、東京大学理事(2005〜2009) を経て現職。
東大EMPは創設から携わり、現在、EMPコ・チェアマン。
専門は化学システム工学、地球環境工学であり、「無機粉末、材料製造省エネルギープロセスの研究開発、地球温暖化対策技術の設計・評価、燃料電池、太陽電池に関する基礎研究、生態系を利用した温室効果ガス制御システムに関する研究などを進めている。

主な著書に、『地球環境のためのエコマテリアル入門』(編著、オーム社)、『地球環境のための地球工学入門』(共著、オーム社)、『地球環境と材料』(共著、裳華房)、『Handbook of Batteries』(共著、Linde)、『新エネルギー自動車の開発』(監修・共著、シーエムシー出版)、『太陽光発電工学』(日経BP)などがある。

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講師
横山禎徳 (よこやま・ よしのり)
東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大
EMP)企画・推進責任者
社会システムデザイン研究所ディレクター・社会システムデ
ザイナー

東京大学工学部建築学科卒業。米国ハーバード大学大学院都市デザイン修士、マサチューセッツ工科大学経営大学院修士(MBA)。

前川國男建築設計事務所等で設計に従事後、1975年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。87年ディレクター、89年から94年まで東京支社長。2002年退職。その後、独立行政法人経済産業研究所(上席研究員)、産業再生機構(非常勤監査役)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(客員教授)を経て、社会システムデザインという分野の確立、発展に向けて活動する一方、オリックス株式会社社外取締役、三井住友ファイナンシャル・グループ社外取締役、東京大学プレジデンツ・カウンシル・メンバー、東大EMP企画・推進責任者なども兼務している。

主な著書に『アメリカと比べない日本』(ファーストプレス)、『「豊なる衰退」と日本の戦略』(ダイヤモンド社)、『マッキンゼー合従連衡戦略』(共著、東洋経済新報社)、『成長創出革命』(ダイヤモンド社)、『コーポレートアーキテクチャー』(共著、ダイヤモンド社)、『企業変身願望-Corporate Metamorphosis Design』(NTT出版)。その他、企業戦略、 組織デザイン、ファイナンス、戦略的提携、企業変革、社会システムデザインに関する小論文記事多数。

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募集要項

日時 2010年11月15日 (月)  19:30~21:00

※開始時刻が通常と異なり19:30です。ご注意下さい。

受講料(税込) 5,000円
定員 150名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生に直接ご案内いたします。

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
お問合せ



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