アカデミーヒルズスクール
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マーケティング・クリエイティブ最前線
自転車・新時代の幕開け 電動アシストで新市場を開拓せよ

~松下幸之助の原点がエコ・健康・節約を追い風にビッグマーケットに成長~

"最前線"講座 マーケティング・PR 環境

日時

2009年12月11日 (金)  19:00~21:00
終了しています

内容

バッテリーでモーターを動かして、ペダルをこぐ力を補う電動アシスト自転車。
環境・健康・不況を追い風に、市場がここ数年2桁成長を続けています。

2008年の電動アシスト自転車の国内出荷台数は前年比12.5%増の31万5,000台で、原付バイクの29万5,000台を初めて追い越し、昨年は電動アシスト自転車の普及元年とも言われました。
電動アシスト自転車の販売が開始された1990年代半ば頃は数万台だった市場が、約15年間で6~7倍の規模に拡大しているのです。

その電動アシスト自転車市場において40%のトップシェアを誇るのが、パナソニックグループのパナソニックサイクルテック株式会社です。
本セミナーでは、同社において電動アシスト自転車の法人マーケットを開拓した巽全(たつみ・あきら)氏を招き、これまでの拡大してきたプロセスに迫ることで、時代の先を読んで市場を開拓するポイントを学びます。

同社は、創業者である松下幸之助氏が幼少時代に自転車屋での丁稚奉公に出ていたことから、創業者の意を受けて自転車に対する想いが強く、電気自転車も他社に先駆けて1980年に開発していました。しかし、当時は原付バイクと同じ扱いとなり、免許とヘルメットの着用が必要だったため普及が見込めず、一般販売には至りませんでした。

その後、1996年にパナソニックサイクルテックは電動アシスト自転車市場に参入しましたが、当初は高齢者向けの自転車というイメージが強く、なかなかビジネスとして軌道に乗らなかったといいます。

そこで同社が取った戦略は、ファッショナブルなデザインやマウンテンバイクなど、ラインナップを豊富に揃えて従来のイメージを覆す努力をするのはもちろんのこと、そもそものターゲットを個人から広げて、「仕事の足」として法人需要を掘り起こしていくことでした。

①CO2排出を大幅に減らすことで環境に貢献、②ガソリンを使用しないことでコストカット、③有酸素運動をすることで社員のメタボ対策につながる、④駐車スペースが限定されない、という点が受入れられ、今では、警察、新聞・郵便・飲料配達などで業務用バイクを使用していたところの多くが電動アシスト自転車に転換しているといいます。

パナソニックサイクルテックのアプローチは配達業務がある企業だけに止まりません。
JRや旅行会社との連携やマンション開発業者との連携などで新たな「都市交通の足」、「くらしの足」として法人マーケット自体を拡大させていくことに注力しています。

同社の法人営業のキーパーソンである巽氏に、電動アシスト自転車マーケットがもたらす新たな価値創出について伺うことで、新規需要を掘り起こすためのヒントを学びます。

受講をお勧めしたい方

・企業でマーケティング・商品開発に携わる方
・メーカーで新規事業・新規ブランドなどの立上げに携わる方
・環境とビジネスについて関心のある方

講師紹介

ゲスト講師
巽 全 (たつみ・あきら)
パナソニックサイクルテック株式会社 新規法人チームリーダー

1950年生まれ。
奈良県立桜井商業高校卒。
1969年に松下電器産業入社(現パナソニック株式会社)後、住宅設備関連部門の宣伝企画業務に従事。
1970年、ナショナル自転車工業株式会社(現パナソニックサイクルテック株式会社)に出向。1989年、新規法人チームを担当。電動アシスト自転車を軸とするニュービジネスモデル創造に従事。現在に至る。

NPO法人「自転車活用研究会」会員。

2008年、パナソニックサイクルテック㈱は「ビジネスエコバイク」で第5回エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞受賞。
2009年、「Ecoバイク『旅チャリ』」で第6回エコプロダクツ大賞、環境大臣賞受賞(㈱JTB首都圏とパナソニックサイクルテック㈱の2社共同受賞)。

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モデレーター
西川英彦 (にしかわ・ひでひこ)
法政大学 経営学部 教授

1962年兵庫県生まれ。1985年同志社大学工学部電子工学科卒業、同年株式会社ワールド入社。
2001年ムジ・ネット株式会社取締役。2004年神戸大学大学院経営学研究科 博士課程後期課程修了。博士(商学)。
2005年立命館大学経営学部准(助)教授、2008年同教授、2010年4月より現職。

専攻:マーケティング論、ユーザー・イノベーション論

主な著作:『1からの商品企画』(共編著、碩学舎)、『小売業の業態革新』(共著、中央経済社)、『ビジネス三國志』(共著、プレジデント社)、『1からの流通論』(共著、碩学舎)、『仮想経験のデザイン』(共著、有斐閣)

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講座趣旨

消費者ニーズが読みにくく、あらゆる業界で市場が成熟していく中で、マーケティングのあり方も変わってきています。
そのため企業には、時代の流れに沿った新たな顧客価値を生み出す創造的マーケティング、すなわち「マーケティング・クリエイティブ」が求められています。
しかし、多くの企業が従来の価値観からの脱出に苦心しているというのが現状です。
本講座シリーズでは、新たな顧客価値を創出している企業の方などをゲストにお招きし、マーケティング・クリエイティブのエッセンスを学びます。


募集要項

日時 2009年12月11日 (金)  19:00~21:00
受講料 5,000円
定員 60名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
お問合せ



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