1936年バングラデシュ出身。ダッカ大学、グラスゴー大学で学ぶ。大手石油会社シェルで会計事務職に従事した後、バングラデシュの独立運動に参画。バングラデシュ独立後に深刻さを増した貧困問題を解決するために約30年前バングラデシュ北部にBRACを設立。現在BRACは世界最大の非営利開発機関として11万人のスタッフを雇用し、年間予算は450億円を超える。
BRACの主な事業は教育、医療サービスおよび公衆衛生、マイクロファイナンス。現在バングラデシュを拠点に活動範囲をアフガニスタン、スリランカ、パキスタン、タンザニア、ウガンダ、スーダン（南部）、リベリア、シエラレオネに拡大。
アベド氏およびBRACはこれまでに数多くの賞を授与。主な受賞歴はDavid Rockefeller Bridging Leadership Award (2008)、 Clinton Global Citizen Award (2007)、Gates Award for Global Health (2004)、 UNDP Mahbub ul Haq Award for Outstanding Contribution in Human Development (2004)、UNICEF’s Maurice Pate Award (1992)、Conrad N. Hilton Humanitarian Prize (2008年BRAC受賞)。コロンビア大学およびエール大学名誉博士。アショカ社会起業家グローバル・アカデミー創立メンバー。

アーク都市塾塾長を経て、2009年より日本元気塾塾長。
一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得（PhD.）。
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。2012年〜2014年はプレトリア大学GIBS日本研究センター所長を兼務。
現在、法政大学、一橋大学の他に、Japan-Somaliland Open University 学長をも務める。また、2001年より『一橋ビジネスレビュー』編集委員長を兼任している。
イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とし、多くの経営者から熱い支持を受けている。
著書は、「イノベーターたちの日本史：近代日本の創造的対応」（東洋経済新報社）、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』、『脱カリスマ時代のリーダー論』、『経営革命の構造』など多数