セミナー・イベント

ビジネスリーダーのためのLegal Strategyベーシック講座
「企業法とコンプライアンス」
~企業法の体系とコンプライアンスとの関係を理解する~

日時

2006年05月25日 (木)  19:00~21:00
終了しています

内容

相次ぐ企業の事件、事故等の不祥事のたびにコンプライアンスという言葉が出てきます。それは、通常「法令遵守」という言葉に置き換えられます。しかし、いくら「法令遵守」徹底しても企業不祥事は後を絶ちません。このような状況の中「法令遵守」を脱却して「社会的要請への適応」としてのコンプライアンスに転換していくことが必要です。「法令遵守」を否定することは決して「法令」を軽視することではありません。企業が「社会的要請」を把握し、コンプライアンスを明確化するためには、法の趣旨・目的と社会の価値観との関係を正しく認識する必要があります。そのためには、企業活動に関する法(企業法)を体系的に理解することが不可欠です。

本ベーシック講座では、まず、コンプライアンスの前提として、憲法・民法・刑法の基本法、そして企業にとって重要な法律ないし法分野として、会社法、独占禁止法、証券取引法、知的財産法、労働法の5つを取り上げ、「企業法としての体系」を重視しつつ、趣旨・目的との関係を中心にライブドア事件などを例にあげ、コンプライアンスの具体的手法を解説します。企業人にとっての必須のLEGAL STRATEGYを身に付けるための基礎となる講座です。

講師紹介

講師
郷原信郎 (ごうはら・のぶお)
桐蔭横浜大学法科大学院教授・名城大学コンプライアンス研究センター長

1955年 島根県松江市生まれ
1977年 東京大学理学部卒業
1983年 検事任官
公正取引委員会事務局審査部付検事、東京地検検事、広島地検特別刑事部長、法務省法務総合研究所研究官、長崎地検次席検事、東京地検検事(八王子支部副部長)などを経て2003年から桐蔭横浜大学大学院特任教授を兼任
2003年 法務省法務総合研究所総括研究官兼教官
2005年 桐蔭横浜大学法科大学院教授(派遣検事)、コンプライアンス研究センターセンター長
2006年 検事を退官し、教授・センター長職の専任となる

【著書】
「入札関連犯罪の理論と実務」(東京法令出版、2006年)
「企業法とコンプライアンス」(東洋経済、2006年、編著)
「コンプライアンス革命」(文芸社、2005年)
「独占禁止法の日本的構造-制裁・措置の座標軸的分析-」(清文社、2004年)
  名城大学コンプライアンス研究センターホームページ

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募集要項

日時 2006年05月25日 (木)  19:00~21:00
受講料 18,000円(税込)
定員 60名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合があります、受講生には直接ご案内いたします。


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