セミナー・イベント

異分野から学ぶビジネスエッセンスシリーズ
日本の身体文化から学びとるビジネス感度

ビジネススキルアップ講座 ビジネス&スキル 文化

日時

2019年04月11日 (木)  19:00~21:30

※3月31日(日)までにお申込の場合、「早割」として7,000円(通常料金:10,000円)でお申込いただけます。
※受付開始は18:30頃を予定しております。

終了しています

内容

日本の”身体文化”からビジネス感度を学ぶ?!

あなたは正座ができますか?親の代くらいまで、畳の部屋で寝起きし正座して暮らすことが当たり前でした。また、祖父母の代くらいまでは、和服で日常生活する人は珍しくありませんでした。私たち日本人は、明らかに西洋人とは異なる身体の使い方をしており、さらには身体を取り巻く服装や建物、さらに道具も西洋とは異なっていたのです。ものごとの捉え方や考え方も、日本人は独特だったのかもしれません。

それでは今を生きる私たちは、上の世代と違って西洋人と同じように身体や道具を使いこなし、同じような思考をしているのでしょうか?

ありがたいことに、外国人から日本文化はとてもユニークだと見られています。日本文化とは、古典芸能や浮世絵などの美術品だけではありません。私たち日本人が身体化したものも日本の文化資本なのです。

それだけではありません。日本は創造的だとも見られています。米英仏独日それぞれ1000人の成人、計5000人に聞いたアドビ社の調査(2016年10月調査)によると、世界で最も創造的な国の一位は日本です。34%が日本と答え、2位の米国は28%でした。しかし、なぜか日本人は自分たちのことを創造的だと見なしていません。(5か国中最下位の13%)

何かおかしいと思いませんか?
長い歴史の中で培われてきた日本の身体文化を媒介にして、自分自身を見つめ直すことが今必要なのではないでしょうか?そして、グローバル化するビジネスにおいても、日本や日本人のユニークさを活用しない手はないはず。

テーマは「日本の”身体文化”からビジネスエッセンスを探る

今回のテーマは、知らず知らずのうちに培ってきた日本の“身体文化”です。
長い年月の中で進化してきた日本の身体文化について、「なぜ、そうなったのか?」の源流から遡ります。自分たちのルーツを見直すことが、日常接するモノや空間、他者との接し方や人間関係、そしてビジネスや活動の場のあり方などを再構築することにつなげたいと思います。

ゲストスピーカーには、日本人の身体性を研究する文化史家で、日本身体文化研究所を主宰される椅子デザイナーの矢田部英正氏にお越し頂き、日本人の日常動作の本質を掘り下げて頂きます。そして、受講者自ら主体的に思考をめぐらし、グループワークを通じて「身体性から何が学べるのか?」を考えます。
同じ話を聞いても学びとるポイントは人それぞれ。多様な学びを交換することで、さらなる理解を深めます。


カリキュラム

〈講座の流れ〉
・矢田部英正氏講演   
・グループワーク・発表
・全体講評

講師紹介

ゲストスピーカー
矢田部英正 (やたべ・ひでまさ)
文化史家 / 椅子デザイナー

筑波大学大学院修了。日本身体文化研究所 主宰。武蔵野美術大学講師。大学では体操競技を専門とし全日本選手権等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。姿勢研究の一環として椅子のデザイン開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル“Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。椅子の販売・コンサルティング会社の顧問も務める。著書に『坐の文明論』(晶文社/ちくま文庫)、『たたずまいの美学〜日本人の身体技法』(中央公論新社/中公文庫)、『からだのメソッド〜立居振舞いの技術』(バジリコ/ちくま文庫)などがある。
  Corpus
「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル

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モデレーター
福澤英弘 (ふくざわ・ひでひろ)
株式会社アダット代表取締役社長

上智大学経済学部・慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。(株)富士銀行(現みずほ銀行)。(株)コーポレートディレクションを経て、(株)グロービスの設立に参加。CFOとして財務を統括するとともに、一貫して企業研修部門の責任者を務める。2007年4月、人材・組織開発を支援する株式会社アダットを設立。代表取締役に就任。現在、京都芸術大学大学院在学中。趣味はお能。
著書に『人の顔した組織」(東洋経済新報社)、『人材開発マネジメントブック 学習が企業を強くする』(日本経済新聞出版社)、『定量分析実践講座 ケースで学ぶ意思決定の手法』(ファーストプレス)などがある。

  株式会社アダット

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講座趣旨

不確実性の高まる現代、論理的で理性的な情報処理スキルだけでは、誰もが同じ答えに行き着き、差別化を生み出すことができなくなってきています。ビジネスパーソンが生き抜くためにはこれから何を身につける必要があるのでしょう?
本講座は分析偏重型のビジネススキルではなく、異分野からビジネスパーソンがこれから鍛えるべきスキルを、受講者自ら主体的に思考をめぐらし、グループワークを通じて考えます。


募集要項

日時 2019年04月11日 (木)  19:00~21:30

※3月31日(日)までにお申込の場合、「早割」として7,000円(通常料金:10,000円)でお申込いただけます。
※受付開始は18:30頃を予定しております。

受講料 10,000円
定員 25名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
プログラム提供
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期限:2019年4月11日(木)15:00

お支払い方法

お申込・お支払い方法
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・お支払方法は、クレジットカード、PayPal、コンビニ・ATM払いがあります。
(※コンビニ・ATM払いは、開催日の5日前までご利用いただけます。)
・お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
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【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。


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