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森美術館 村上隆の五百羅漢図展:トークセッション「痛快、日本美術談議」

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村上 隆 《五百羅漢図》(部分)2012年
アクリル、キャンバス、板にマウント 302 x 10,000cm 個人蔵
©2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

日時

2015年11月15日 (日)  14:00-16:00

※受付は13:30より開始します。
※11月1日(日)にも、「村上隆の五百羅漢図展」関連のトークセッションが開催されます。
  お申し込みの際は、日付・内容にお間違いのないようご注意ください。

終了しています

内容

森美術館は、2015年10月31日(土)から2016年3月6日(日)まで、日本国内において2001年以来14年ぶりとなる村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催します。

村上隆は、現在国際的に最も高い評価を得ている現代美術作家のひとりです。ロサンゼルス現代美術館を皮切りに世界巡回した回顧展をはじめ、ヴェルサイユ宮殿やロックフェラーセンター前広場などさまざまな場所で大型インスタレーションを発表。その圧倒的なスケール感と完成度の高さにより世界中の人々を驚嘆させてきました。

国内待望の個展となる本展では、絵画史上最大級の全長100メートルに及ぶ《五百羅漢図》が日本で初公開されます。本作は、東日本大震災にいち早く支援の手を差し延べてくれたカタール国への感謝を込めて、震災の翌年2012年に首都ドーハで発表されました。この《五百羅漢図》を中心に、現代美術史への新たな挑戦となる新作の数々で構成される本展は、成熟期を迎えた作家の驚くべきスケールとエネルギー、芸術的達成に触れるまたとない機会となるでしょう。

現代アート界、そして日本美術史上の「奇想」の画家の系譜を汲む者であろう村上隆。

本プログラムでは、伊藤若冲や曽我蕭白などの日本美術史の奇想の画家たちをいち早く評価し、現在の日本美術ブームの立役者の一人である美術史家の辻惟雄氏を対談相手に迎え、村上隆の作品世界や日本美術の魅力とその未来について語り合います。

出演:辻 惟雄(美術史家)、村上 隆(アーティスト)
モデレーター:三木 あき子(ゲスト・キュレーター)

※日英同時通訳付、手話同時通訳付
※手話通訳をご希望の方は2015年11月9日(月)までにppevent-mam@mori.co.jp
   ご連絡ください。

講師紹介

スピーカー
辻惟雄 (つじ・のぶお)
美術史家

1932年愛知県生まれ。美術史家、東京大学・多摩美術大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長。1970年に出版された『奇想の系譜』(美術出版社)で、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、歌川国芳らを「奇想の画家」としていち早くに評価した。近著に『奇想の発見:ある美術史家の回想』(新潮社、2014年)、『あそぶ神仏: 江戸の宗教美術とアニミズム』(ちくま学芸文庫、2015年)などがある。「今年83歳のヨレヨレです。『日本美術史』なるものを半世紀致してきましたが、只今は研究とおさらばです。村上さんとは不思議なご縁で、今回の大個展の応援団席に座らせていただいておりますが、お役に立てず申し訳ない。それにしても、村上さんのスゴパワー、うらやましい限りですね。」
※「辻」のしんにょうの点の数は2つです。お使いのPC環境等によっては、点が1つで表示される場合があります。
撮影:筒口 直弘(芸術新潮)

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スピーカー
村上隆 (むらかみ・たかし)
アーティスト

1962年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。日本画において初の博士号を取得。制作工房、ギャラリー等を含めたアートの総合商社である有限会社カイカイキキ代表。2008 年には『タイム』誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出される。ルイ・ヴィトン、VANS、シュウ ウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。2016年にはTVアニメシリーズ 「6HP」(Six Hearts Princess)の公開も控えている。
撮影:Okazumi Chika

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モデレーター
三木あき子 (みき・あきこ)
ゲスト・キュレーター

2000年から2014年まで、パレ・ド・トーキョー(パリ)、チーフ/シニア・キュレーター。2011年ヨコハマトリエンナーレ、アーティスティック・ディレクター。アジア、欧州にて数多くの展覧会を手掛ける。主な企画・共同企画展に、「第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ、トランスカルチャー」(1995年)、「不易流行:中国現代美術と身の周りの眼差し」(1997年)、「台北ビエンナーレ:欲望場域」(1998年)、「荒木経惟」(2005年、バービカンアートギャラリー、ロンドン)、「チャロー!インディア」(2008年、森美術館その他巡回)、「フレンチ・ウインドウ」(2011年、森美術館)、「杉本博司今日 世界は終わった」(2014年、パレ・ド・トーキョー)など。『Araki, Self/Life/Death』(Phaidon出版)や、2011年DAM建築本賞を受賞した『Insular Insight』(Lars Müller Publishers)等、共著・共編も多い。来年1月開催の横浜美術館での「村上隆のスーパーフラット・コレクション」共同企画。ベネッセアートサイト直島国際芸術顧問も務める。
撮影:笠木 靖之

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講座趣旨

※森美術館とは




森美術館とは文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。 「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)しています。

※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、こちらをご覧ください。


募集要項

日時 2015年11月15日 (日)  14:00-16:00

※受付は13:30より開始します。
※11月1日(日)にも、「村上隆の五百羅漢図展」関連のトークセッションが開催されます。
  お申し込みの際は、日付・内容にお間違いのないようご注意ください。

受講料 1,000円

※「森美術館MAMCメンバー(個人・法人)」の方は無料。
森美術館ウェブサイトよりお申込ください。
森美術館MAMCメンバー個人:https://mamc.mori.art.museum/webapp/form/12176_ias_175/index.do
森美術館MAMCメンバー法人:https://f.msgs.jp/webapp/form/13445_dxt_660/index.do


定員 150名(要事前申込)

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。
尚、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。

主催
協力
会場 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) 

※申し込み締切:11月13日(金)15:00

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)


【領収証】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

森美術館展覧会情報

「村上隆の五百羅漢図展」 会期:2015年10月31日(土)から2016年3月6日(日)
「村上隆の五百羅漢図展」 会期:2015年10月31日(土)から2016年3月6日(日)

日本国内において2001年以来14年ぶりとなる村上隆の大型個展。本展では、全長100メートルに及ぶ超大作《五百羅漢図》が日本で初公開されるほか、現代美術史への新たな挑戦となる新作の数々で構成されるます。




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