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男も女も化粧をする。だれのためによそおうのか?
平松 隆円さんの『化粧にみる日本文化』

世界でも類をみない化粧研究で、博士学位を取得された平松 隆円さん。著書・共著書も幅広く、『化粧にみる日本文化』『性欲の文化史 2』『幸田露伴の世界』を執筆されています。今回の著作では、装丁にも力を入れられたとのこと。平松さんの著書をご紹介します。


『化粧にみる日本文化 だれのためによそおうのか』 水曜社 (2009年)
紀伊国屋 amazon 
「京都大学学術情報リボジトリ」で、本書一部が読めます。 

男も女も化粧をする。
だが、その事実は忘れられ、化粧は女性だけのものと考えられている。人間の個人的性格と社会的生活は、表情や魅力に関係する。
それを強調し、意図的に操作をおこなう化粧は、その社会や文化がつくりだす結果であり、投影図である。
本書は、心理と行動、文化と風俗の二つの側面からわが国の「化粧」を捉えなおす初の試みである。

平松 隆円さん(国際日本文化研究センター講師 / 京都大学中核機関研究員)


1980年、滋賀県生まれ。世界でも類をみない化粧研究で、博士(教育学)の学位を取得。専門は、化粧心理学や化粧文化論など、よそおいに関する研究で日本文化を解き明かしている。
大学の講義では、男性も女性も化粧をしている事実に気づかせ、外見の重要性や外見の魅力が内面の魅力につながっていることを伝えている。

平松 隆円さんの著書

性欲の文化史 2

井上章一【編】 梅川純代 申昌浩 劉建輝 原田信男 平松隆円 田中貴子 松田さおり【著】
講談社


パンチラに感謝するフランス人と、平気で見すごす中国人。何に性感を覚えるかは、時代により民族により異なる。人間の性欲とは、きわめて文化的な心の持ちようなのだ。桂離宮から渋谷センター街まで、射精抑圧から女体観察まで、感じて、そそられて、満たされる文化史。


幸田露伴の世界

幸田露伴の世界

池内紀 白幡洋三郎 猪木武徳 細川周平 平松隆円 佐伯順子 鈴木貞美 岩井茂樹【著】井波律子 井上章一【編】
思文閣出版


幸田露伴は、日本文学史はもとより、思想史・精神史においても、非常に重要な存在である。しかし、難解であるなどの理由で、従来全面的な露伴研究がなされてきたとは言いがたい。そこでさまざまな分野の研究者が集まり、小説や評論など文学面はもちろんのこと、都市・遊技・旅行・自然観察・人生論等々の著作を通じて多様な角度から露伴にアプローチした。



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