
|

|
講師:藤巻慎一
ゲスト講師:伊藤滋・鈴木崇英
|

|
平成13年に都市再生本部設置が閣議決定(これは政治的な意味をもつ)された背景には、何も大規模プロジェクトを次々と進めようというねらいばかりではなく、金融危機を回避し不動産流通を活発化させようという当時の社会的な背景があった。その後東京においては丸ビルや品川をはじめ数多くのビッグプロジェクトやビル事業が完工し、東京においては「都市再生施策」は一定の成果を収めたといえる。ビジネスマンの目で不動産の投資対象としてみた東京の評価というのは、実はNY・ロンドン・パリに次ぎ世界で4位なのである。東京の特性を分析すると、一人あたりのGDPは目下世界一、駅勢圏カバー率はNYを上回る、多彩なエンターテイメントや伝統がある一方で先端型産業が混在しているなど、「世界都市」としての優位性を示す数多くの要素がある。毎年欧州で開催されるMIPIMというアッパークラス向けに不動産市場の情報交換をするための国際会議があるが、今年からJAPANコーナーも開設され、いよいよ東京も中間所得層ではなくアッパークラスの投資対象としてますますその地位を向上させる時代が到来した。その意味でも「都市再生をビジネスとしてとらえる」ことが非常に重要になってきている。
|

|
|

|
|