日本元気塾

日本元気塾 プレ座談会

更新日 : 2009年03月13日 (金)

第6章 「場」に集まる意味~インターアクション

100人中10人に火がつくだけで日本は変わります。(米倉誠一郎)


米倉誠一郎: 日本元気塾をサポートしてくれる清水さん、上窪さんの意見も聞かせてください。


清水洋: どんなお手伝いができるか考えていたんですが、形式知系の世界で生きてきた人間としては、ここでの暗黙知を形式知化することも大切ではないか、と。
日本は社会科学がすごく遅れています。これは当然なんです。社会科学は、異なる人種や価値観を持つ人々が共通の事象について議論するための土台として発達してきた学問ですが、日本は日本人ばかりですから。
でも、最近は多様性がでてきましたから、共通のスキームで話す必要が出てきた。それがないと蛸壺化してしまいます。
ですから、僕は暗黙知を形式知にするサポートをしたい。インタラクションがなければ、その場に集まる意味がなくなりますからね。


米倉誠一郎: 暗黙知を形式知にするという視点は大事ですね。伝えるためには、やはり伝わる形にしなければならない。


藤巻幸夫: 参加者が議論することも大事。日本人って議論しない。それも変えていきたいですね。


上窪政久: 私は「日本元気塾」と名前がすごくいいと思いました。アカデミーヒルズではプロジェクトマネジメントの研修を担当していますが、日本元気塾の授業を「形」にしていくお手伝いができると思うし、とても楽しみにしています。


米倉誠一郎: 髙島さん、藤巻さん、清水さんという学者と上窪さんというプロデューサーがサポートしてくれるので、大船に乗った気持ちでどんどん前例のないことに挑戦してください。
100人中10人に火がつくだけで日本は変わります。ぜひ、皆さんの経験やネットワークをわけていただきたい。

- 第7章へ続く -
(文・太田三津子/撮影・御厨慎一郎)

ピープル

米倉誠一郎
米倉誠一郎

日本元気塾塾長/法政大学イノベーション・マネジメント研究科教授/
一橋大学イノベーション研究センター名誉教授


髙島郁夫
髙島郁夫

株式会社バルス 代表取締役 社長執行役員


藤巻幸大
藤巻幸大

参議院議員 / 株式会社 シカタ エグゼクティブプロデューサー/ 株式会社 テトラスター 代表取締役社長 /
株式会社 ビーバイイー 社外取締役 / 株式会社 トランジットジェネラルオフィス 特別顧問


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