日本元気塾

日本元気塾 プレ座談会

更新日 : 2009年03月11日 (水)

第5章 入塾試験は「最近、何を買った?」

何でもお金で手に入る時代だからこそ、
お金じゃ手に入らないものに価値がある(藤巻幸夫)

藤巻幸夫: 世の中にスクールとか勉強会はたくさんあるけど、「その先」を感じさせるようなことが大事じゃないか。ネットワークが出来たり、起業できたり、可能性を感じるような……。


米倉誠一郎: ここに参加した人が将来、胸をはって「僕は日本元気塾の門下生だぜ」と言えるようにしたいね。入塾試験も、たとえば、「最近、何を買った?」とか、「一番手触りのいいものを答えて」とか……。


藤巻幸夫: それで合格不合格が決まるなんて面白い。その質問って生き方が見えますよ。


髙島郁夫: この間ね、某クレジットカードの審査基準があんまりくだらないから、入会を断りました。


米倉誠一郎: ある富裕層のプライベートクラブは、入会するときに1億円の残高がある通帳を提示させるんだそうです。それ自体、富裕層にすることじゃないよね。この塾は全く違うハードルを設けようよ。金銭じゃないからもっと難しい。


藤巻幸夫: いい発想だな。それって価値がありますよ。何でもお金で手に入る時代だからこそ、お金じゃ手に入らないものに価値がある。さっきの質問で入塾できた人同士はきっと仲良くなる。


米倉誠一郎: 米国のある会社は技術者を雇うとき、最も大きな失敗を聞くそうです。「失敗をしていない」と答えた人は、たいしたチャレンジをしなかったと判断されて失格。もちろんアホな失敗も失格。高いレベルのチャレンジをして失敗した人を採る。こうした伝説をつくりたいなあ。


藤巻幸夫: 今は伝説がなさすぎますよね。だから、人間が小さくなるし、皆、枠にはまってつまらなくなる。

- 第6章へ続く -
(文・太田三津子/撮影・御厨慎一郎)

ピープル

米倉誠一郎
米倉誠一郎

日本元気塾塾長/法政大学イノベーション・マネジメント研究科教授/
一橋大学イノベーション研究センター名誉教授


髙島郁夫
髙島郁夫

株式会社バルス 代表取締役 社長執行役員


藤巻幸大
藤巻幸大

参議院議員 / 株式会社 シカタ エグゼクティブプロデューサー/ 株式会社 テトラスター 代表取締役社長 /
株式会社 ビーバイイー 社外取締役 / 株式会社 トランジットジェネラルオフィス 特別顧問


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藤巻幸夫
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