日本元気塾

共通講義の活動報告(4期)

~LIXIL藤森社長のリーダーシップに学ぶ~

日本元気塾
更新日 : 2015年12月02日 (水)

第4回 <LIXIL 企業研究チーム> 社長プレゼン

「企業研究」課題企業の社長をゲストとしてお迎えします。
経営者やソーシャルアントレプレナーを前にプレゼンテーションや議論を行う
貴重な機会です。

講義概要

■開催日時 
2015年8月20日(木) 19時~21時

■概要
・塾生代表チームによるプレゼン
・LIXIL藤森社長からの講評および講義
・質疑応答

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、松田さん、村上さんのレポートです。


松田さん

まず感じたのは、藤森さんの圧倒的な存在感とエネルギー。
ビジネスのお話はもちろんですが、藤森さんの人柄にまず惹きこまれました。

「伝えることに仕事の半分以上の時間を使う」
イノベイティブなビジョンであればあるほど組織の摩擦は大きくなるだろうし、伝統ある会社をいくつも統合し1つの組織にするとなれば、計り知れないものかと思われます。藤森さんは「ある種の宗教のように」と表現されていましたが、何百回と同じ内容を同じ熱量を持って伝えることが、リーダーにとってどれだけ優先順位の高い仕事になるのかを考えさせられました。

「間違っていたらやめればいい」
どんな人にも同じようにチャンスを与え、失敗したら落とせばいいという割り切り。
ここまで明快な実力主義は、ビジネス上の人間関係で、ある種の爽快感のある競争につながりそうだな、と感じました。もちろん、そこには「自分のビジョンで失敗したら自分を落とせばいい」という圧倒的な覚悟があるのだと思います。藤森さんのビジネスへの揺るぎない想いが、人を惹きつける力にもつながっているのでしょうか。


村上さん

売上1兆6千億の企業のトップ。凄まじい覚悟と使命感、努力に裏付けられた自信が伝わってきて、なんだかとにかく格好いいなというのが率直な感想です。心地よいところに留まるのではなくて、ひたすら挑戦と努力を繰り返しながら、自分の限界を引き上げていく。そんな風に自分を追い込んだことがあったかな…と振返って、改めて自身の甘さを痛感しました。

変革を成し遂げるためのリーダーシップとは、まず現状を見つめ、そこから“満足しない”点を見つけて、「どこに行くか」を見い出すこと。そしてその場所に皆を連れて行くこと。ビジョンへの共感を得るために何十回、そのビジョンを行動に移していくために何百回と、同じことを話し続けることが必要なのだ、という言葉が心に残りました。

「30歳~45歳で何を学ぶか、どう働くかによって変わる。リーダーシップ論・経営論に関わる素晴らしい人に会って、“感動”を覚えることも大切」。まさにこの年代のさなかにいる自分が、この藤森さんからの刺激を受けて、「ああ、面白かっただけで終わるわけにはいかない、これで変わらなかったらもう変われない」という意識が生まれました。まずは藤森さんを見習って、「深く考える習慣づけ」と、毎日の「30秒×30回トレーニング」から始めてみたいと思います。

講師コメント

今回の講義を通じて、米倉先生はどのように感じたのでしょうか?

藤森さんのリーダーとして、「ここに行くぞという目標設定(ビジョン)」、「明確な方法論」、そして「飽きるほど伝える努力」のあり方を直接伺えたのは、塾生にとって素晴らしい経験だったと思います。しかも、GEという厳しい会社で成長するために、小さな努力をずっと積み重ねてきた体験談には、感激しましたね。

また、塾生たちの発表も「学校と介護施設」を結びつけるという素晴らしい発想で、回を重ねるごとにプランが成長していったのには吃驚しました。分解しそうになったチームをもう一度つなぎ合わせた経験は、きっと日本を元気する力の原動力になるでしょう。