日本元気塾

「新しい一歩」を踏み出した日本元気塾生の声

~パラレルキャリアのすすめ~

日本元気塾
 
日本元気塾第1期、第2期の卒塾生は約200名。日本元気塾での学びをステップに、既存の事業の発展や、起業をするほか、仕事を続けながら終業後や休日に別の社会活動を行う「パラレルキャリア」で活躍する人など、さまざまな分野で活動する卒塾生の声をご紹介します。

留学、起業、経営で、新しい領域へのチャレンジ!(沖野さん、印部さん)
仕事をしながら「パラレルキャリア」で活躍!(蛭間さん、小倉さん)
卒塾生4名が世界に「メイドインジャパン」を売る活動開始!(齋藤さん、久保田さん)

「日本元気塾は、自分にイノベーションを起こしたい人にぴったりの場」
外資系金融から中国女性専用マーケティング会社経営へ転身
沖野 真紀さん(30代/リブラ株式会社)


日本元気塾受講当時はゴールドマン・サックスに在籍していましたが、現在、中国女性消費者専門のマーケティング会社を経営しています。中国市場をめざす日本の化粧品会社や製薬会社などをクライアントに、中国で美容商品を売る為のマーケティングを提供しています。
少子高齢化で縮小する日本のマーケット。日本がもう一度経済大国として輝くためには、拡大するアジアの成長を取り込むことが必須と考え、それを実現するビジネスをしたいという志を持ったことが全ての始まりでした。退路を断つために当時勤務していた会社を辞め、中国マーケットを相手にするのなら中国語が出来なければ話にならないと思い、まずは北京大学に留学をしました。今はマーケティング業も軌道にのり、中国での美容ビジネス立ち上げに向けての準備も進行中と、忙殺される日々ですが、サラリーマンだった時とは比べようもないくらい充実した毎日を送っています。

日本元気塾では、いろいろな人との出会いがありそれが大きな刺激になりました。漠然とあった、“新しいことを始めたい”という気持ちが、“何もしなければこのまま終わる”という焦りに変わったのは、この外からの刺激によるものだと感じています。日本元気塾は、自分にイノベーションを起こしたい人にぴったりの塾です。自ら学ぼうとしなければ何も学べませんし、自ら行動に出なければ何も変わりません。そういう意味で、日本元気塾は、イノベータ—を志す人にとっては、稀にして最高の塾だと思います。

「日本流の洗練されたノウハウ発信すれば、十分海外でもビジネスが出来る可能性がある」
元気塾をきっかけに経営する事業の発展を通じて地元岩手のためにできることを模索中
印部 孝輔さん(30代/株式会社サンクスジャパン役員)


ソーラーランタン 
当社はフランチャイズビジネスを中心に活動している会社です。いつも「今の会社には元気がない」従業員が仕事に対して情熱を持って取り組めていないと入社以来問題として考えていた中で、偶然出会ったのが日本元気塾でした。塾では素晴らしい「志」を持った講師及び仲間と共に学べた事が最大の収穫でした。また、近代以降における「イノベーション」を学ぶことで、生活関連のサービス業でありモノを作っているわけではない当社も、日本流の洗練された「仕組み&ノウハウ」を商品として発信すれば十分海外でもビジネスが出来る可能性があることなど、まさしく日本の中小企業が元気の出ることを学ぶことができました。

塾活動を通して始めた事の一つに、元気塾セミナーのゲスト国際NGO「コペルニク」が紹介したソーラーランタンの販売開始があります。この商品、元々は途上国支援のために作られた製品ですが、東日本大震災が起こり、予想以上の反響を呼んでいます。私も含めて、日本人全体の生き方が変化したのは間違いありません。特に被災3県の消費者の思考は驚くほど変化しました。まだまだ傷の癒えない地元岩手県の人たちに何かできることはないか?企業として個人として、もっともっと具体的事例を増やしていきたいです。

起業や独立だけが「ニッポンを元気にする」キャリアの選択肢ではありません。
本業とは別の「パラレルキャリア」を選択してがんばっている卒塾生をご紹介します。

「今日本に必要なのは空気なんか読まず、自分の頭で考える人。」
塾生有志が集い「子供のためのジャズコンサート」を六本木ヒルズで開催
蛭間 芳樹さん(20代/日本政策投資銀行環境・CSR部防災格付主幹/Risk Management Specialist、NPO法人「Kids Fun」(設立申請中)副理事長)


平成21年文化庁主催の「本物の舞台芸術体験事業」で、日本のジャズ界を代表するベーシスト古野光昭が率いるドリームチームである「フルノーツ」と、世界的に活躍するジャズバイオリニスト寺井尚子による夢の競演が実現し、全国各地の小中学校18校でコンサートが実施されました。これに感動した日本元気塾 米倉塾の塾生有志が「子どものためのジャズコンサート」実行委員会として集まり、学校の枠を超えた取り組みに発展させるべく企画、協力し、2010年と2011年に六本木ヒルズアリーナでコンサートを行いました。  

いま日本では、いわゆる受験エリートで培われる思考様式や能力とは異なる能力や知性が必要であると考えます。それは、「自分の頭で考え、周囲に流されず、自分の信念や志を目指して突き抜ける」能力を持つ人材です。自分に動機付けを与えられるのは自分しかいない、と私は思いますし、空気なんか読んでいたら絶対駄目です。自分自身のストーリーを創らなければ、他の誰かの計画に組み込まれるしかない。このことに早く気がついてもらうためには、本物・プロに接触することだと考え、そのための場を作りたいと考えました。私もこの取り組みに共感し、実行委員会メンバーとして参加しましたが、そこで、今後さらに継続的に開催するために「NPO法人Kids Fun(理事長:米倉誠一郎一橋大学教授予定)」を立ち上げ、副理事長として活動する準備を進めています。

※蛭間さんはその他いくつもの「パラレルキャリア」で活躍中!
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター 協力研究員
Global Risks 2012, Seventh Edition Partners, World Economic Forum(ダボス会議2012)
ホームレスワールドカップ日本代表「野武士ジャパン」ヘッドコーチ

「ただ受講するのではなく、講師をくまなく観察し動いてみることが一番大切」
藤巻流「巻き込み術」で佐竹商店街活性化イベント「モノマチ」を開催
小倉 佑介さん(30代/学校法人芝浦工業大学職員)


私の実家の近く、台東区南部には「佐竹商店街」という日本で2番目に古い商店街があります。この商店街はかつてアメ横と同じくらい栄えていた時期がありましたが、今はあまり元気がありません。日本元気塾在籍中、元気な商店街の姿を取り戻したいと考えていたところ、台東デザイナーズビレッジの鈴木村長と出会い、モノづくりがさかんな地域特性を生かした台東区南部全体を巻き込む大イベント「モノマチ(モノづくりのマチづくり)」を2011年5月と11月の2度開催し、世間の注目を集めています。

藤巻塾では、「実行力・行動力」と「巻き込み術」を学びました。日本元気塾では、ただ講義を受けているだけでは全く意味がありません。私は可能な限り藤巻さんを観察し、どのように行動し、人を巻き込むのかを見習い、実行に移すことを意識していました。「モノマチ」を成功させることができたのも日本元気塾と藤巻さんから学んだ「自らが動く」を継続的に実行できたからだと思います。自らが動くと人もついてきて、結果も必ずあとからついてきます。自分の職場である大学の学生もモノマチに呼んで生のモノづくりを見てもらうことができました。実行することの大切さは学生へ伝わったと思います。

日本元気塾で結びついた縁がきっかけとなった卒塾生の活動をご紹介します。

藤巻塾の卒塾生4名が「日本の良さを世界に伝える」を事業ミッションに、世界最大級のショッピングモールebayやECサイトを通じて伝統工芸品を海外に販売する「任意団体まちづくりGIFT」を立ち上げました。目指すのは外国から日本の伝統工芸を活性化し、地域の活性化を通じて日本を元気にすること。金沢の伝統工芸品九谷焼と若手デザイナーがコラボレーションした「九谷焼スカル」や京都の職人が作る万年筆などをインターネットやソーシャルメディアを活用し、海外に積極的にプロモーションされています。年内には香港で法人設立予定など、活発に事業を進められる齋藤さんと久保田さんにお話を伺いました。

「事業を遂行するためには、同じ志を持つ仲間が一番大切」
齋藤 潤一さん(30代/まちづくりGIFT 代表理事)


藤巻塾在籍時は、会社の役員をやりながらGIFTのプロジェクトを行なっておりましたが、中途半端になるため、GIFTの事業一本に絞りました。また地方の方とお話をする過程で、地方の目線から世界へ情報発信していく必要性を感じ、2011年10月に宮崎にIターンをしました。現在では、地方、東京、海外と3分の1くらいの割合で住んでいます。
藤巻塾で学んだ最大のものは、事業を遂行するためには、同じ志を持つ仲間が一番大切であるという事です。スキルや経験ももちろん大切ですが、自分一人の力では限界があります。誰も成し遂げた事がない見えない世界を見に行くためには、同じ船にのって、それぞれの専門分野を活かして、役割分担をしながら、オールを漕いでいく必要があります。
塾の中で学んだ事を、塾の後に行動をすることで、さらに学びを深める事ができました。スキルやテクニックではなく、自分はなぜ存在するのか?どのようにして社会と共存するのか?自分と向き合える時間をもてたのが良かったです。日本元気塾は、文字通り日本を元気にしたい志を持つ仲間が集まる場所ですから、切磋琢磨する仲間を探すには、最高の場所だと思います。

「想いや問題意識は実際の行動に結び付けられるし、形になる」
久保田 利恵子さん(30代/研究所職員)


「日本の良さを世界に伝える」という強い動機と日本の地域を元気にすることによって日本を元気にするにはどうしたらよいか、という問題意識から「GIFT」の活動を立ち上げました。私たちは日本の中でも受け継がれてきた伝統や文化を守ることを使命にものづくりを続ける職人さんや企業の海外進出をお手伝いすることで雇用を守る、もしくは増やし日本を元気にできる、と考えています。
日本元気塾で学んだ最大のものは、想いや問題意識は実際の行動に結び付けられるし、形になるということです。ただ、独りでできることは限られていますが、志を同じにする仲間を藤巻塾で見つけることができました。集まっている藤巻塾の仲間4人はそれぞれ違ったバックグラウンドと本業で培った「GIFT(能力)」を持ち寄り、ウェブサイトの立ち上げ、海外進出、ビジネスモデル構築、ECサイト運営などをしています。本業を抱えながらだと時間の制限など、なかなかGIFTの活動に十分な時間が割けずもどかしい時もありますが、本業で得た知識や経験はGIFTの活動を続けるのにも欠かせないと思います。


★ここまでご紹介した方たち以外でも、開講中に培ったつながりから、形になったプロジェクトが複数(事務局が把握しきれないほど)進行中です。ここで、4月に開催されるイベントを一つご紹介します。

【The Big Issue Japan x 日本元気塾有志 in Earth Day Tokyo】
日本元気塾(米倉塾2期)の有志によって、ホームレスの自立を応援する雑誌ビックイシューの認知度向上のためにEarth Day Tokyoに出展が決定!塾でビッグイシューを販売したことがきっかけになっています。
開催日時:2012年4月21日(土)10:00 - 18:00, 22日(日)10:00~17:00
最寄り:JR 代々木駅/開催場所:代々木公園内


その他、日本元気塾生が集まって100km walkにチャレンジしたり、4塾合同で直島旅行をしたり、マラソンリレー大会に出場したり(こちらは事務局スタッフも参加させていただきました!)・・・。卒塾して1年、2年と経った今でも定期的に集まり、卒塾生が主体となった楽しいイベントがたくさん企画されています。「楽しい!」「おもしろい!」から生まれるパワーは、とても大きいものだと感じています。

 
日本元気塾では、各塾で様々な課題や活動を通じて講師の「生き様」や「仕事の姿勢」を学び、「実現力」「行動力」を身につけ、何よりこれから自分が「本当にやりたいこと」の種を見つけ巣立ってほしいと思っています。
次に自分のプロジェクトを見つけ形にするのは、これを読んでいるあなたかもしれません。
この春から、日本元気塾第3期で、「新しい一歩」を踏み出してみませんか?